「ギャンブル好きで変わったオジサン」というイメージでおなじみ、最近ではテレビで見ない日はないほど大人気の「えびすさん」こと蛭子能収。過激な作風の前衛漫画家でもある同氏の大型個展『新春 えびすリアリズム~蛭子さんの展覧会~』が、2016年1月1日(金)から1月18日(月)まで、東京・渋谷の「パルコミュージアム」で開催されている。奇才アーティスト・蛭子能収の知られざる不条理の世界を年代順に公開。初公開の新作も含めて紹介する大規模展覧会だ。一体どんな作品が飛び出すのか? ポップでシュールなえびすワールドが全開! 蛭子さんの似顔絵サイン会など、イベントも多数開催予定である。
レポーター・コウノは、エビス詣でに出かけた
アケヨロです。小藪氏のインスタみたいなアイサツになり申し訳ない......。
というわけで、2016年になった。今年の「初詣で」は、エビス様参りをしようと思う。エビス様といっても恵比寿様ではなく蛭子様であり、七福神ではなく中年ギャンブラーのほうである。新年早々、まったくメデタくない......。「恵比寿様を詣でるべきでは?」という疑念に押しつぶされそうになりつつ、蛭子様を詣でることにした......。
現場に到着。

入場料500円也を支払い、いざ、蛭子ワールドへ。

入場してスグのパネルには、主催者からのメッセージと自画像が描かれていた。前世紀の人気バラエティ番組『スーパーJOCKY』で散見した画だな、と回顧の念を催させる。熱湯風呂に入れられてブチギレていた蛭子氏の勇姿(醜態)も懐かしい。

会場内には、氏のデビュー作『パチンコ』や、

(画像は展覧会でお楽しみください)
蛭子イズムがみなぎったポップでシュールな作品が多数展示されており、


(画像は展覧会でお楽しみください)
なぜか、巨大な蛭子像も......。

(画像は展覧会でお楽しみください)
ふたたび会場内をテレンテレン歩いていると、ビデオ屋などでもおなじみの"のれん"を発見。期待にいろんなモノを膨らませながら突入してみる。
