>  >  > 【試合直前】世界の格闘技界に羽ばたく"リアル刃牙" 渋谷莉孔の、EARLY MAD DAYS!!
シリーズ「現代を生きる侍たち!」第1回 渋谷莉孔[前編]

【試合直前】世界の格闘技界に羽ばたく"リアル刃牙" 渋谷莉孔の、EARLY MAD DAYS!!

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前田日明と揉め、「もうアウトサイダーとは関わらない」

shibuya7.jpg

──プレステージの社員から、どうやってTHE OUTSIDER出場に至るんですか?

渋谷 10代の頃に不良系雑誌に載ったりしてて、そこで知り合った方から「出てみないか?」と声をかけていただいたんです。その時は、23~24歳でした。まだ、会社にいた頃です。

──もともと、格闘技に興味があったわけではないんですか?

渋谷 格闘技を始めたのは、二年くらい前からなんですよ。それ以前のTHE OUTSIDERとかは、遊びだったんで。

──THE OUTSIDERの頃は、しっかり練習されていたんですか?

渋谷 一人でサンドバッグやったり。昔は人と接するのがあまり好きじゃなくて、コミュニケーションができないタイプだったんです。鬱病の時期もありました。

──だから、一人で練習を。

渋谷 あと、「絶対に試合に勝てる」という自信があったんです。絶対に自分の方が頭で上回ってるし、何もしなくても勝てると確信していました。

──何がその自信につながっていたんでしょうか?

渋谷 やっぱり、相手見てという感じですよね。「絶対に頭悪いな」っていう(笑)。

──そこからTHE OUTSIDERへは出場をしなくなりますが、何か理由があるんでしょうか?

渋谷 それは、揉めたからですね。

──前田日明代表とですか?

渋谷 はい。イチャモンつけられたからですね......。

──何があったんでしょうか?

渋谷 他のプロの試合に出させてくれなかったんです。パンクラスに出ようと前田さんに電話したんですが「ダメだ。お前が出ても、勝てるわけないだろう」って。

──後に渋谷選手、パンクラスの強豪に勝っちゃいましたけどね。

shibuya12.jpg

渋谷 勝っちゃいましたね(ニヤリ)。

──ハハハハハ!

渋谷 まぁ、そんなことも(笑)。ただ出なくなって、逆に良くなってる今がありますから。ステップアップできているので、もう関わらないようにしています。会場にも入らないし。

──今、THE OUTSIDERに出てもメリットは......

渋谷 今の僕にはないですよね。もうマイナスしかないんで、はい。それが運命だったのかと、全然ネガティブに考えないようになって。例えば、怪我しても「強くなるためのステップ」と捉えるようになったんです。最近は、ナーバスに考えないんですよ。

──そういう思考回路になったんですか。

渋谷 はい。車に乗って渋滞にハマっても「早く行ってたら良くないことがあるんだろう」って。上手いことできてるはずだと。都合のいい奴ですけど(笑)。

──ただ、前田さんとは仲が良かったんですよね? 一緒にサバゲーをしたり。

渋谷 昔、行ってましたね。体が大きいから弾にすぐ当たっちゃうんですけど、当たってるのに「言うなよ」って(笑)。

──実は以前、当サイトで前田さんにインタビューしたんです。その際、過去の渋谷選手の記事を見ていただいたら「彼、今何やってるの?」って、リアクションが良かったんですよ。非常に気にかけてる様子でした。

渋谷 本当ですか!? 日によるんですかね(笑)。

──たぶん面と向かうとカタくなる部分もあると思うんですが、本当はそんな感じなんだと思います。

渋谷 そうなんですか......。