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緊急警告インタビュー

海外旅行者に緊急警告! 誘拐、レ○プ、殺人......日本人は標的(カモ)なのか!?

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ソマリアでの誘拐は民間組織で秘密裏に解決している


──実際にどのような手順で被害を受けたのですか。

「まず、家に雇った黒人使用人が、家の中に盗聴器を仕掛けていました。これは、後から回収されており、その時点で使用人は逃亡しておりました。講習では、使用人や運転手を雇う場合は、身元や財政状況などのチェックは厳重にして、さらに公的機関発行の身分証明書の提示は厳密にするようにと指導していたのですが......」

──そして、生活パターンを把握されたわけですね。

「海外では、家族によく電話をかけますから、それを逆手に取られたわけですね。電話に雑音が入っていたら、盗聴を疑った方がいいのです。そして、生活パターンは一定にしないことですね」

──通勤時が狙われやすいのですね?

「通勤の経路などを定期的に変えて、行動を予知されないことが大切です。特に、車での通勤では、前後十分な車間距離をとり、路肩よりを走らないことも大切です」

──その駐在員さんが誘拐されたのも、通勤中ですか?

「帰宅中の車の中でした。運転手は雇っていませんでしたので、自分で運転されていましたが、後ろから煽られて路肩に寄せられて、ドアを破壊されて誘拐されました。完全に計画的な犯罪ですね」

──恐ろしいですね。いきなり殺される可能性は?

「それはありません。身代金が目的ですから。しかし、激しく抵抗すると、躊躇なく撃たれます」

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アクション映画のヒーローの真似事は死を招く※写真はイメージ

──誘拐犯のアジトに連れて行かれるのですか?

「アジトを知られないように、目隠しをした上で、回り道をして向かいます」

──アジトでは、やはり縛られたりするのですか?

「都市部であれば、鎖などで繋がれる場合が多いですね。地方のアジトだと拘束状態は比較的緩いです。どうせ、表に出ても、どこだか分からず、逃げ仰せませんからね。しかし、地方の場合、寝かされるのが地面だったり、水が不衛生だったりと、肉体や健康面での被害が大きいですね。まあこれも生きて返って来れさえすれば、問題のない範疇でしょうが」

──誘拐された後に、被害者が注意したほうがよい点はありますか?

「そうですね。金銭目的の誘拐犯であっても、政治や宗教グループの活動資金目的の場合もありますから、思想や宗教や政治などについて議論しないこと。個人情報はなるべく与えないこと。100%成功の確信がない場合は、自力での逃亡を試みないこと、などですね」

──身代金の要求が来たら、どのように行動すればよいのでしょうか? 通常は日本大使館に連絡を入れるように思えますが。

「日本大使館に連絡しますと、国際法が適用されます。国内での事件解決の第一義的責任は現地国となりますので、即座に現地国政府に連絡が行きます。そして、アフリカなどでは、すぐに軍が出動されて、誘拐グループを鎮圧いたします。誘拐被害者は、当然、誘拐犯に殺害されます」

──では、どうすれば?

「誘拐専門のネゴシエーターいわゆる交渉代理人に連絡してもらいます。これはNGO組織であり、非営利団体です。犯人逮捕による事件解決よりも、人質解放を優先してくれます。現地のティープな情報を持っており、今回の犯人グループと過去に交渉した経験を持っている場合もあります」

──そうして解放されても、あらかじめ通報しなかった手前、事件としては届け出ませんね。

「そうですね。水面下での事件は、年々、増加していますので、交渉代理人は大忙しのようですね」