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閉店ラッシュのマクドナルドに惜別を

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期限切れ腐肉のマックナゲット使用疑惑から社長の記者会見、異物混入騒ぎなどがあった日本マクドナルド。客離れが進み、去年時の赤字等で大幅な店舗削減に踏み切ったようで、各地で閉店の報が相次いでいる。


レポーター・コウノは、マクドナルドに別れを告げに行った

 マクドナルド。40代以上の日本人にとっては「アメリカの象徴」といっても、けっして過言ではないだろう。が、そんな、アメリカの象徴たるマックの閉店ラッシュが各地で巻き起こっているという。

 ガキのころ、マックへ行くというのはチョットしたイベントだった。というのも、プラザ合意がなされる前のレートは1ドルが230円台で推移しており、ハンバーガーは記憶が正しければ210円だった。ガキにとっては「冒険」である。バーガー1個で駄菓子屋通いが1週間制限されるからだ。
 
 世の中がデフレ経済になると、ハンバーガーは65円となり若くてビンボーなオレの"生命線"となった。ヘビーローテーションで利用していた某店舗では、バーガーによる満腹と女性社員のケツによる眼福を提供していただいた。マック史上最高の"0円"サービスであり、決して足を向けて寝られない、というのは過言かもしれないが、「タダケツ」にはホントウに感謝している。ごちそうさまでした。女性社員の放物線に思いを馳せつつ、12月13日閉店の北千住店へ行ってきた。

 現場に到着。
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 閉店告知のポスターが掲げられており、ドナルドの背中が哀愁を醸し出していた。キアヌ・リーブスをディスッたフィギュアばりにせつない......。
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 店頭には、惜別の感慨にふけっているのではなかろうかと思われる地元民が数名いた。地元にマックと100均とブックオフとSEIYUがなくなるというのは、「味方がいなくなる」ことと同義である。
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 日曜の昼時にもかかわらず、閑散とした店内......。
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「最後の晩餐」は、30年以上世話になっているハンバーガーをチョイスした。「安定の味」であることは確認できたが......。
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 ......。

 盛者必衰の理をあらわす。

 マックの衰退には、平家も平家みちよも「まさか......。」と思っているかもしれない。
 スクラップ・アンド・ビルド、デス・アンド・リバース、インポテンツからのフルボッキ、悦びが10000倍増しになることをオレは知っている。

 そして、自分がマクドナルドを心配できる立場ではないことも重々承知している。


(取材/文=コウノモトウ)