新型エレベーターが生み出された!

(写真はイメージです)
ティッセンクルップ社は、エレベーター業界では欧州一のシェアを誇るドイツの製品メーカー。エレベーター作りがヨーロッパで№.1なのだ。従業員数は世界各地の支社を含めて約16万人もおり、日本国内にも主に東京・広島・北九州に支社を持つ巨大企業である。
エレベーターの歴史は、とても古く、仕組みとして存在したのは紀元前と言われる。アルキメデスがロープと滑車で動く人力エレベーターを開発したと言われる。その後は人力から離れ、水力式や蒸気式エレベーターが使用された。この頃のエレベーターは、ロープが切れたらそれっきりで、搭乗については、けっこう命がけだったりもした。
近年の電気式エレベーターは、落下防止非常止め装置を開発したエリシャ・グレーブス・オーチスにより1889年にアメリカのオーチスエレベーター社から開発発売された。オーチスエレベーター社によって現在のエレベーターの仕組みが出来上がったと言ってもいい。
やや落下システムの開発年月日とはやや前後するが、現在のエレベーターの様なワイヤーロープけん引き方式エレベーター自体はもう既に誕生から160年もの歴史を持つ。
エレベーターと言って「なんですかそれは?」となる人はひとりもいないはず。それぐらい我々の都市生活に溶け込んでいるエレベーター。ビルに入ればまずはエレベーターを探すのもごく自然の行為だ。
そんなエレベーターが、我々の知っているエレベーターから「ニュータイプ」に進化するという驚きのニュースが入ってきた。