レッズサポーターの悲しい人種差別
昔、近所の怖いおじさんが言っていた。
「世の中なんでもアリや。でも差別だけはアカン」と。
偶然か必然か、私がいつもお世話になっているR-ZONEも基本は「なんでもアリ。しかし差別はダメ!」。
アンチドラッグな「ダメ絶対!」な記事の隣に、「大麻はヴェポライザーでキメ!」などといった矛盾する記事が載っているのはご愛嬌。ただし差別だけは絶対にないのがR-ZONEなのだ。
さて、またもや悲しい差別の場面を見た。ツイッター上でだ。
本日、浦和レッズのサポータと見られる@takoj2000が、敵チームのアフリカ系外国人選手、パトリックに対して「黒人死ねよ」「お前は黒人奴隷なんだからおとなしくしね」などと暴言リプを連発。

本日行われたJリーグチャンピオンシップ準決勝、埼玉スタジアムで、浦和レッズはガンバ大阪相手に1vs3で敗退した。3点目はそのパトリックの得点であった。その直後のことだった。
それに対してパトリックは「日本は大好きだったのに、とても傷つきました」とツイッター上で涙した。


以前にも浦和レッズファンは、2014年に人種差別的な横断幕「JAPANESE ONLY」を競技場へ掲げ、リーグから無観客試合という重い処罰を受けている。
しかし、またそれを繰り返した。
「人種差別的横断幕の浦和レッズに無観客試合の処罰あえて重い処分を下した意味を考える」
http://diamond.jp/articles/-/50273
私たちは決してネットリンチに加担したいわけではない。
そして彼が「浦和レッズ」ファンなのかも確かではない。
だが、なんでもあり、言論の自由が保証されているネットの中でさえ、たとえ便所の落書きと揶揄されようと守っていきたい最低限のものがある。それがなんなのか、ボーダーラインを引くのは自分自身だ。
なんつってカッコつけたが、我々はただ人種差別が嫌いなだけだ!
ネットでシコシコほざいてないで、ソープにでも行ってすっきりしろよ凸
(文=R-ZONE編集部)