>  > レディー・ガガ、うつ病を告白し「インターネットは憎悪に満ちた言葉に溢れたトイレそのもの」と警告

レディー・ガガ、うつ病を告白し「インターネットは憎悪に満ちた言葉に溢れたトイレそのもの」と警告

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SNSが公衆便所ではなくリラックスルームへと変化する世代

 例えば、専門の精神科ではなく内科を受診した場合、精神疾患が発見されないというケースはあまりにも多い。また逆に、精神疾患だと誤診され、必要のない薬が出され、副作用で精神疾患になってしまうケースも後を絶たない。

 そもそも、精神疾患の診断は専門家でさえ非常にシビアだ。ある程度の基準になるスケールなどは出ているが、それと照らし合わせても該当しないケースも多々存在している。仮面うつ病という問題も出ているし、そもそも、専門医を受診出来ればまだ良い方だからだ。

 さらに最近では、10代の若者がスマホによってSNSにどっぷりと浸かることにより、ネット社会でのいじめが加速している。ガガが指摘しているのもそういうことだ。
 毎日のニュースをみても、何かの事象に対して"ネットユーザーから批判が相次ぎ..."という表現が当たり前のように見受けられるが、友達同士のSNSでも同様に、ネットを介して批判され、しかもそれが集団として広がり、どんどんと追い詰めていき、やがては精神的に追い詰められ、最終的にひきこもりや自殺に追い込まれてしまう。
 実際の投稿を見ても、なんでそんなにネットを介すると攻撃的な表現になるのか...と嘆かわしいものが多い。
 このままだと、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年問題の前に、10~20代の若者の大半が精神疾患を患ってしまう2025年問題が起こってしまいそうで、とても危惧している。

 そこで一つ提案があるのだが、SNSでやりとりする言葉を全て丁寧語にしてみたらどうだろうか。しかも、会話風に。「ふざけるなよっ!」→「ふざけないでくださいね。」。「キモい...」→「気持ち悪いと思います。」
 こんなこと、絶対に面倒くさい。さらに、同じ言葉で伝えているのに、面と向かって話す時と文字にして伝える時では、相手の受け取り方がかなり違うことは、誰しも経験しているはずだ。だからこそ、面倒くさいことをあえてやることで、批判すること自体も面倒くさくなってくれれば良いと思う。
 そしてそのうちに「SNS上のメッセージのやりとりでは、まず、相手に感謝の気持ちを伝えてから本文に入りましょう。」なんていう世界が出来上がったら、例え心がこもっていないとしても何らかの変化は現れるのではないだろうか。

 もともと、日本人は心にもないことを御世辞として言うのが得意な国民だから、問題ないのでは?とも感じる。せめて、これからのインターネットがトイレではなく、サロンなどのリラックスできるルームのようになれば良いのだが...。


(文=生類憐みの令)

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長時間の使用は、脳にダメージを与えるとの報告も。