>  > 絶縁という名の封印から解き放たれるのか!? あの「三島組」復活の噂を追う
日本の裏社会で今、なにが起ころうとしているのか?

絶縁という名の封印から解き放たれるのか!? あの「三島組」復活の噂を追う

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在京の関係者からも話をきくと

「ま、こんな感じですわ~。また潜らないかんのでいきますわ~」

 再び三角公園の前まで戻ってくると、X氏はそう言って、陽も傾きかけた西成の夕闇の中へと溶けるように消えていった。

 後日、東京に戻った取材班は、東京にいる複数の元三島組関係者からも話を聞くことができた。
 
「関東方面にも元三島の有力幹部の方が何人かいてはる。その人らは一騎当千や。その人らはもちろん、その人らが抱えてる若いもんも一緒に戻ってくんねんで(在京の神戸山口組系暴力団員C氏)」

「三島氏は熊本に残ったまま、指揮をとるのでは、という噂がありますね(三島組組員と交流があったという関東の暴力団幹部D氏)」

「弁当屋もシナモン屋もぜーんぶ復活ですわ!(元三島組関係者E氏)」

 各人、発言に若干のブレはあるが、新生・三島組が動き出していることは間違いないようだ。また今回の取材中、はっきりとした事は言えないが、O興業の名称の復活や山健組系の大物親分の復帰話など、水面下では他の動きも活発化しているという情報が寄せられたのだが、現時点では裏がとれていないため、それを発表することができないのが残念である。

 正直、先週までのマスコミの予想は、「抗争など起こるはずがない」というものが大方だったと思う。だが、事態がここまでくると、この先の展開はもう誰にもわからないのではないか。なにせ2ヶ月前には信じられなかったような出来事が、毎日のように起きているのである。

 この先、まだまだ動きがあるかもしれないし、ないかもしれない。その時、台風の目となるのは西成か、それとも九州か、東北か。現在、六代目山口組と神戸山口組、双方の幹部が日本中を飛び回って、現地の傘下組織の地盤固めをしたり、他組織からの支援を取り付けたりしているという。どこの地で、どんな事件が発生したとしても、おかしくはない。


(取材/文=野坂利一とR-ZONE関西取材班)