>  > 山口組系暴力団関係者により行われた白昼の惨劇。その時何が起きていたのか現地市民の目からレポート

山口組系暴力団関係者により行われた白昼の惨劇。その時何が起きていたのか現地市民の目からレポート

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

温泉施設駐車場で行われた射殺事件

1011rokuhara_02.jpg

南信州新聞より(リンク)

 10月6日に長野県飯田市の温泉施設「湯〜眠(ゆ~みん)」駐車場で起きた白昼の発砲事件。暴力団関係者とみられる男性・長谷川陽一さん(43)が頭部を拳銃で撃たれ病院に運ばれたが、翌朝死亡が確認された。8日夜には、殺人の疑いで飯田市八幡町の指定暴力団山口組系幹部が逮捕されている。

 この事件、少し時間が経った今、現場となった飯田市の市民の目から追ってみたい。もちろん、この記事の情報は確実なものばかりではない。現場周囲に流れていた噂話も混ざっていることを踏まえながら、こういった事件が起こると周辺ではどんなことが起こっていくのか...という視点で読んで欲しい。

 まず事件が起こった10月6日昼すぎ、撃たれた男性が意識不明で運ばれた病院は、物々しさで包まれた。病院には、暴力団関係者とみられる人達が山ほど集い、通常の営業(診療)が出来ないほどだったようだ。病院の身体障害者用の駐車スペース、またそれよりも病院へ近い駐車スペースではない場所へ車を停め、一般の人達なんてそこを通りがかることすらできなかったという。病院の中は、全面禁煙。なのにロビーから始まり至るところでタバコをスパスパ。もちろん、警官は沢山配置されていた。でも、警官がそれを注意してくれるわけではないので、病院関係者はほとほと困り果てていたようだ。

 また、亡くなった長谷川陽一さんには4人の妻が居た、と病院ではもちきり。中でも、4番目の奥さんという人は、まだ20歳前半で長い茶髪に赤ちゃんを抱っこし、太ももにはバラの刺青が大きく入れられていた。

 飯田市は、お世辞にも開けた都市ではない。しかし最近では、若い人達の中にはデザインタトゥーを当たり前のように入れている人も多い。そんな中でも、この時の光景というのは異常な程目立って見えたという。

 この時点になれば報道陣も数多く詰めかけているので、周辺の数キロでは非常に物々しい雰囲気。普段では全く混まない道が渋滞しているかと思えば、市内の小学校や保育園では、保護者の迎えが学校側から求められたために起こる交通集中も発生した。

 この現象は、飯田市から50km以上離れた市町村でもみられた。またこの時点では発砲事件の犯人が見つかっていないので、それらの市町村で流れた地域情報メールでは、可能な限り子供達を迎えに来て欲しいという学校からの呼びかけや、緊急の職員会議が開かれ下校に合わせて先生たちが複数で子供達の見守りを行う様子がみられていた。

 飯田市内に話を戻そう。かねてから「あそこの家は暴力団関係者の家みたいだよ...」とささやかれていた家の周囲には、それらしい車ばかりが何十台と停められていた。しかし、一つの家や事務所にそんなに車を停める事も出来ないので、近隣にある老人福祉施設等の駐車場がそれらしい車でいっぱいになってしまうという状況がみられた。

 なぜ病院や周囲にこれだけの人が集まるのかといえば、100km以上離れた松本市の方から、この地域の暴力団支部のような人達が集まっているからだ...という話も流れた。

 そんな喧騒の中で眠れぬ夜を飯田市は過ごすこととなった。