>  > 関西の裏業界人なら誰でも知っている大阪アンダーグラウンドの伝説のオネエ達
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関西の裏業界人なら誰でも知っている大阪アンダーグラウンドの伝説のオネエ達

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性同一性障害のため男性から女性への性別適合手術をした受刑者は、戸籍上では男性のままでも、入浴や身体検査を女性職員が対応するように、という通知が法務省から全国の刑務所や拘置所に送られたことが共同通信の取材であきらかになりました。なお、法務省によれば、全国の刑務所や拘置所で性同一性障害と診断されたり、その傾向があると認められたりした受刑者は今年6月時点で約50人だそうです。


大阪刑務所で出会ったオネエ達


 塀の中という所は基本、性別適合手術を受けていようがいまいが、「オネエ」は一般受刑者と共同生活をさせない、という暗黙のルールがある。

 もっとも、性別適合手術を施され、心身ともに女性へと変貌済ませた人ならいざしらず、可愛らしくもクソもない受刑者がオネエ言葉で、刑務官に自己申告のカミングアウトをしてみても、「男らしせんかいっ! ボケがあっ!」の罵詈雑言浴びせられるのがオチである。

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2001年に大麻取締法などで逮捕されたカルーセル麻紀さんは、留置場では男性用の下着しか認められなかったという。写真は公式ブログより(リンク

 それどころか意地の悪い刑務官など、その事を他の受刑者に言いふらし、マンガにして(おちょくって)遊ぶ。とにかく、そうやすやすとは昼夜独居処遇にはしてもらえないのだ。

 それは、ひとえに受刑者同士の人間関係の疲れにより、「にせオネエ」を演じる受刑者が存在するからなのだ。

 大阪刑務所時代、私も自称オネエと一緒の工場になった事があった。女に飢えている塀の中でさえ、可愛さが一ミクロンも見当たらない自称オネエであった。

 工場は一緒であったが舎房は違ったので工場からの還房後は知らないが、私が見ている限り、受刑者にも刑務官にも一貫して、オネエ言葉を貫いていた。

 だが、いつの間にかそいつのオネエ言葉は、そいつの出身地の方言(?)くらいにしか思われなくなり、オネエだと認めてもらうどころか、日本男児の烙印を押され続けていた。哀しいかな、やはり人間は見た目なのだろう。