>  > 【続報】 飯田市銃撃事件の真相を長野県在住の現役組員に直撃
日本の裏社会で今、なにが起ころうとしているのか?

【続報】 飯田市銃撃事件の真相を長野県在住の現役組員に直撃

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

元兄貴分が「ケジメ」をつけた?

 そうそう抗争は起こり得ない──という大方の予想を嘲笑うかのように、長野県で銃声があがった。

 これを抗争事件として位置付けるのは、いささか短絡的過ぎるであろう。ただ、この事件が火種となる可能性は、大いに考えられるのではなかろうか。

 銃声がこだました長野県在住の現役組員の話では、移籍に対してのトラブルであったという。

yamaguchi_1006_01.jpg

発砲事件の現場となった温泉施設の駐車場 ©2015 google

 今回、銃撃を受けた男性は、長野県飯田市に本拠を置く六代目山口組二代目近藤組掛野組の構成員で「あったらしい」。過去形で書いたのには理由がある。この男性には組織から処分状が回されていたというのだ。処分を受けていていたのにもかかわらず、神戸山口組系列組織に移籍した事に端を発し、「クレームという名の撃鉄が落とされた」と前出の現役組員は話している。

 また他の証言では、撃ったのは、撃たれた男性の元兄貴分であった、という話もあった。

和解のテーブルにつけない!?

 この事件の問題点は、和解に対してのテーブルを用意出来ない所ではないだろうか。

 本来であれば、事件が起きればすぐさま、当事者である両組織の首脳部が同じテーブルの席に着いて話し合いが持たれるのだが、現在の六代目山口組と神戸山口組の関係では、それが可能になり得る状況ではない。

 また、撃たれた男性の移籍先の組織は、武闘派として今最も注目を集めている組織の二代目を継承していた会長で、このまま事態を手をこまねいて静観しているとは到底思えない。

 まことしやかに囁かれていた噂だが、神戸山口組は、正式に指定団体として警察サイドに認定される前に動き出す、というような話も流れていた。

 長野県下には、今回の事件の当事者となってしまった組織以外にも、神戸山口組系列や六代目山口組系列の強豪組織がひしめき合っている。つまり、いったん抗争が始まってしまえば、大規模な抗争に拡大してしまう可能性もある。そして、そうなれば、警察サイドも一気に動き出し、伝家の宝刀である「破防法」を抜く事すら考えられる。

 現時点においては返し(=報復)がおこなわれたという情報も、他の地域へと飛び火したという噂も入ってきてはいないが、これがくすぶる続けていた火種となり、マグマのように噴出する可能性も充分考えられる。今後の事態の推移を注意深く見守りたい。


(文=R-ZONE編集部)