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俺の、最後の獄中絵日記 第235回

東京っ子の俺には想像できない九州の自然現象を体験中

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前回までのあらすじ
2012年10月、覚醒剤の譲渡や使用などで懲役二年四月の刑をくらい月形刑務所で服役中だった後藤武二郎は、ある日、たまたま目にした職業訓練募集の張り紙に深く考えず応募したところ、まさかの当選。住み慣れた北海道を離れ、九州は佐賀少年刑務所へ移ることになってしまった。

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異常気象どまんなか

2013年(平成25年)8月31日

すげえんだよ。この九州佐賀ってところは。
昨夜は雨と雷が一晩中続いて
朝明るくなってもまだピカリと光ってはガラス窓をびびらせる雷鳴が鳴り止まない。
夜は雷が光るたびにちょくちょく、テレビや蛍光灯が消えたり点いたりする。
東京でありえるか? こんな様子が。

今朝のニュースでは24時間の雨量が30ミリとか
どの番組でも画面に割り込んで大雨情報のテロップが流れっぱなしだ。
あちこちで川は氾濫し、土砂崩れが起き、道路は通行止めとなっている。

佐賀はもちろん、福岡でも自主避難する住民が何百人を超えたとか。
近づいていた台風の影響もあるのかと同部屋の九州地元の意見を聞けば、
別にたいしたこともなく、佐賀ではこの雨も雷も時折発生する竜巻注意報でさえも
日常の当たり前の自然現象らしい。

今回の懲役では北海道に行っては北の気象状況に驚き、
南九州にきては同じくびっくりしている。
日本は狭いようでまだまだ広いということだね。

ニュースではどうやら夏も終わりらしく
少々涼しくなってきた気のする大雨の去った今日の午後だ。


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