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美人局にあって83万6000円取られた男性がなかなか被害を告白できなかった理由

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兵庫県警灘署は21日、詐欺容疑で、山形県新庄市千門町の無職、佐藤恵容疑者(43)を詐欺の容疑で逮捕しました。同署によると、佐藤容疑者はインターネット上のゲームで知り合った会社員男性(25)に偽名を名乗り、年齢も20代といつわって会い、その後「妊娠した」と嘘をついて出産費用の名目で現金83万6000円をだまし取っていました。繰り返し、金を要求されることを不審に思った男性の家族からの相談で被害が発覚したとのことです。


もしかしてこの被害者男性は既婚者だったのでは!?


 要するに、だ。被害者の男性(25)は、ネットで知り合った43歳をヤっちゃったのだろう。それで、「妊娠した」とタカられたわけだ。古典的といえば、あまりにも古典的な構図である。

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東南アジアで美人局詐欺の被害にあったと言われる長井秀和さんのCD『Sony Music Direct』(Sony Music Direct)

 詳しく事件の内容が書かれていないので、あとは私がおおいに想像力(妄想?)を働かせてしまうのだが。おそらく男性(25)の奥さんが兵庫県警灘署に相談したことから事件が発覚したのではないのか。

 記事には、《繰り返し金を要求される事を不審に思った「家族」からの相談で事件が発覚した》とあるが、この「家族」が男性の奥さんだったのではないかと私は思うのだ。

 なぜなら、もしも「家族」が男性(25)の親であった場合、男性も「実は子供ができてしまった......」と打ち明ける事ができたはずである。もちろんその後の対処法は様々であろうが、まず警察に相談、とはならなかったはずである。

 だが、奥さんであれば、男性は事実を語れまい。何も説明できないまま、使途不明金だけがどんどん膨れ上がってくるのだ。奥さんにしてみたら、不審以外の何物でもない。そりゃ警察にも相談しようというものだ。

 ところで、この山形県(43)、ネット上のやり取りではふてぶてしくも20代と年齢を詐称していたようではあるが、いざ山形県と顔を合わせた時、男性はその事に気がつかなかったのであろうか。いや、おそらく瞬時に見抜いたはずである。そこで、怒って席を立つ、という選択肢も選択できたはずなのに、しかし男性はそうしなかった。後に山形県から「妊娠した」と言われるような行動を取ってしまったのある。

 山形県の容姿を見た際のガッカリ具合は簡単に想像できるのだが、(ま、一回コッキリならいいべ)となってしまったのだろう。まさか、その一発の代金が83万6000円に化けようとは、その時点では想像もしていなかったはずだ。