>  > 「だって子供の時に教えられなかったから...」子どもの不祥事の尻を親が拭く理由
タバコ屋トキさんの時事ネタニュース「私なんかが言うのもアレですが」

「だって子供の時に教えられなかったから...」子どもの不祥事の尻を親が拭く理由

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とある商店街のタバコ屋から世の中を観察している、タバコ屋のおばちゃん・トキさんの時事ネタニュース「私なんかが言うのもアレですが」。人生の先輩であるトキ姉さんの、ときに楽しくときに厳しい四方山話で、眠気覚ましのコーヒーとともに一服していってください。(R-ZONE編集部)


子供のイタズラは親の責任?それとも本人?

 イキナリですが、これを読んでるあなたにはお子さんがいらっしゃいます?

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「佐藤仁美学園長が辞任へ 埼玉の「文理佐藤学園」 私的流用額は1500万円」産経ニュース(リンク

 先日、埼玉県挟山市で西部文理大学や小中学校、高校などを運営する学校法人「文理作動学園」の佐藤仁美学園長が、児童の修学旅行に同行した時に学園のお金1,000万円以上を私的に使用したことが発覚したよね。平成24年~27年の間の海外修学旅行に同行した際に佐藤学園長が使用したのは、遊園地やカジノなどでの豪遊費。もちろん、理事会では学園長の責任を追及し、役職の辞任やお金の返還を求めることになるそうよ。佐藤学園長の年齢は、この事件発覚時点で44歳。言わずと知れた、バブル世代最後の辺りの親から生まれた子供という訳ね。

 バブル世代を経験したことのある大人は、ちょっと間違えると始末が悪いのよ~。バブルから痛みを経験し、教訓を自分の人生に活かしていればいいんだけど、ヤッパリ、美味しい時期を経験していると、目の前にニンジン(甘い罠)がぶらさがると我慢できずに飛びつく習性が捨てられない人が多いんだから...。

 こういったことを考えてみると、一つの疑問が浮かびあがってくるのよ。それは「親が悪ければ子供も染まるのか」という問題。

 バブル期を自分で経験した人(つまりこの記事でいうなら学園長の親)がバブル崩壊後の時代を受け入れられずに問題を起こす場合、その原因を、その人の親にもっていく人はあんまりいないでしょう。でも佐藤学園長のようにバブル期の親に育てられた子供の場合、親の育て方に問題があったのでは...と指摘する人が必ず居る。たまたま佐藤氏の場合は親が法人の創立者であっただけで、こと一般人に目線を落としてみても、今の38歳~48歳くらいまでの人間が問題を起こした場合には、どこかで必ず教育原因説がささやかれる...。

 バブル期の多くの親が行った教育法は「追い抜け!追い越せ!」だった。とにかく偏差値を重視して、勉強以外では他人に合わせてとび抜けない様にしながら、勉強だけはとび抜けて良い大学に入り出世しなさい、というもので、一般的に「偏差値教育」というもの。

 偏差値教育での他の共通点は、一般常識はあまり教えられてこなかった人が多いということ。とにかく勉強が出来れば良かったからねぇ。だから、他の人を傷つけてはいけないからイジメは悪いものだと教えながらも、なぜ悪いのか、その理由までしっかりと教えてもらっていないのよ。