>  > 「ゲームのようにリセットすれば生き返ると思っていた」ゲームと現実が混乱する世界に生きる子どもたち
生類憐みの令の「金言電磁波アワー」

「ゲームのようにリセットすれば生き返ると思っていた」ゲームと現実が混乱する世界に生きる子どもたち

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時空を超えてやってきた使者の言霊か、はたまた電磁波を浴びた脳から生み出される妄言か、突如編集部に投稿してきた舌鋒鋭い正体不明のコメンター、その名も「生類憐みの令」氏の電気的メッセージを浴びよ。(R-ZONE編集部)


進化した格闘ゲーム

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ウルトラストリートファイターIV公式サイト(リンク


 2015年9月3日、ゲームメーカーのカプコンから、PlayStation 4用のソフトとして「ウルトラストリートファイターⅣ」の発売が、翌9月4日に決定したとの発表があった。

 「決定した」と発表するのって、前日で良いのか? そんな疑問がまず頭をよぎってしまったのだが、そもそも、ウルトラストリートファイターⅣはダウンロード販売のみとなるようなので、並ぶ必要もないしそんな心配は無用のようだ。価格は税抜きで2,769円。決して高くはなく、今の小学生なら一ヶ月のお小遣いで買える範囲?なのだろうか。筆者の時代とはかけ離れているので、正直分からない。

 思えば、ゲームセンターでストリートファイターが出だしたのは、かれこれ20年以上も前の話だ。当時の登場キャラクターを正確に覚えてはいないが、それまでにはない大型のスクリーンで、しかも神業の様な速さで左手のスティックを動かしている人をみて、度肝を抜かれたことを覚えている。

 そもそも、なぜストリートファイターは人気が出たのだろうか。登場人物は、世界各国かたの猛者が集まっている。もちろん、日本出身のRYUは人気キャラクターだろう。同じ技をもつアメリカ出身のKENとの闘いは、どちらが速くコマンドを入れることが出来るかという明確な差を見せつけるものだったはずだ。

 格闘ゲームはストリートファイターだけではなく沢山ある。どのゲームにしても、自分自身をそこに投影しているプレーヤーも結構いるのではないだろうか。自分はこんなにマッチョではないし、こんなに強くない。しかも中には、しなやかでプロポーション最高の女性もいる。ただ、野獣のようなキャラクターもいる。いずれにしても、闘いでおさめることが出来る勝利という味は、自分が闘っていなくても悪い気分はしない。

 ゲームの真髄はまさにそこにあるのではないだろうか。現実の世界では到底自分に出来ないことも、ゲームに登場するキャラを操れば可能であり、ひいてはそれが自己満足へとつながっていく。さらに自己満足だけに収まることなく、同じゲームを楽しんでいる人同士にしか分かち合えない価値観、価値基準も存在する。

 ストリートファイターが出始めた頃に学生だった年代は、今では40代だ。サラリーマンとして日々仕事と格闘しているはずだが、中には、ストリートファイターのみならず様々なゲームの中で闘いに明け暮れている人もいるのではないだろうか。昼間は仕事を適度にこなし、夜や休日に、自らのあらん限りの力をもってゲームに立ち向かう...これこそ、闘いに明け暮れる毎日をおくるサラリーマンの真実だ。

 しかし注意しなければならないのは、ゲームと現実を履き違えないことである。