私たちは「情報捜査」されている?

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誰かがある店のラーメンを「まずい」と言う。また他の店のラーメンを「うまい」と言う。すると、それに便乗して様々な人が独自の見解をネット上で展開する。ただし、あまりにも突拍子のないことを載せてしまうと、あとでしっぺ返しを食らうので要注意だ。
特に食に関しては、それぞれ好みの味が違う。なのに、一般の人がそれに評価をつけるからといって、なぜその情報に踊らされなければならないのか。興味がない人間からはそう感じる。
しかし好奇心旺盛な人にとっては、全ての情報が役に立つような気がしているので、とにかく新しい情報を欲しがる。常にスマホをみて、他の人が注目していない新しいネタを探し、そしてそれをあたかも自分が見つけたかのようにして拡散する。
実は、この動作こそが正直いって洗脳なのではないかと感じることがある。なぜ、そんなにも新しい情報を仕入れなければならないのか。なぜ、その日のニュースネタランキングがこんなにも人気を博しているのか、考えても答えは出ず、素人からみた一つの理由として、マスコミの情報操作が思い浮かぶ。
そもそも、マスメディアが取材していることが真実だという証拠はどこにもない。国は、自分たちの都合に関することであればいとも簡単に情報を左右させる。本来であれば、報道の自由、公平性から考えればおかしな話だが、国ににらまれると厄介なので従わざるを得ない。
同じように、ネットの情報というのもある程度の先導役がいるはずだ。ユーチューバーと呼ばれる、動画サイトで広告収入を稼ぐ人達なんて、上手にそれを利用している代表格だ。
新しい情報を知らないと時代においていかれますよ...、同僚の中で知らないネタがあると恥ずかしいですよ...、報道を見て自分なりの見解をもっていないと会社で生き残っていけませんよ
...そんなメッセージが込められている社会で、それに気づかずに生活している人の方が大半ではないだろうか。