>  > 事故?殺人?「早く死んで欲しい...」という囁きが聞こえる老人ホーム介護ビジネスの闇
タバコ屋トキさんの時事ネタニュース「私なんかが言うのもアレですが」

事故?殺人?「早く死んで欲しい...」という囁きが聞こえる老人ホーム介護ビジネスの闇

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とある商店街のタバコ屋から世の中を観察している、タバコ屋のおばちゃん・トキさんの時事ネタニュース「私なんかが言うのもアレですが」。人生の先輩であるトキ姉さんの、ときに楽しくときに厳しい四方山話で、眠気覚ましのコーヒーとともに一服していってください。(R-ZONE編集部)


トキさん、ちょっとオコみたいです

 ちょっと、皆さん。聞きました!? 川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、2014年、入所していた男女3人が相次いで転落死していたというニュース。

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「入所者3人相次ぎ転落死 川崎の老人ホーム『事態重く受け止める』」産経ニュース(リンク

 テレビでも映像が流れているこの事件、転落していた場所が3人とも中庭の同じ所だったというのも、この事件の大きな闇なんじゃないかと思うの。高齢者が乗り越えるにはちょっと高すぎるフェンス。このフェンスを、男女3名は乗り越えたって......。

 この老人ホームでは今年の7月にも市から是正勧告を受けていたそうで、是正勧告というのは「そのやり方では認められないから直しなさい」という行政指導があったということ。その理由は、今年の6月、職員4人によって85歳の女性入居者に対して暴力や暴行があったからだという。

 これには平成18年4月1日に施行された「高齢者虐待防止法」というのがあって、当然ながら高齢者の虐待を防止する法律なのだが、このような法律を作らなければならなかった背景には、介護高齢者へ当たり前のように行われてきた虐待ケースが沢山あったからだ。

 本来であれば、老人ホームの職員などは、デイサービスに通う利用者の身体にアザなどがみられた場合に、行政に、虐待の可能性があると報告する役割を担う側だ。しかし、全国的にみても、福祉の仕事に就いている者の虐待事件が後を絶たない。さらに今回の「Sアミーユ川崎幸町」の場合、今年の9月1日になって、昨年12月31日に96歳の女性入居者が、6階のベランダから転落して死亡したという冒頭で述べた事件の一角が発覚したのだ。

 ちょっとムズカシイお話をしちゃいますが、そもそも、介護保険制度内のサービスを適用する事業を行っている場合、サービスを利用中に何か事故があった場合、市町村に報告しなければならない義務があって、これは法律で決まってます。中には、全ての事故を報告するのではなく、病院受診が発生した事故のみを報告すれば良いという市町村もあるが、それは運用の中で柔軟に決めたことなので原則からは外れてことになります。

 でも今回の事件では、この96歳の女性の場合、受診どころではなく亡くなっているのだから、必ず報告しなければならなかったはず。しかし、それを怠っていた。そして、フタを開けてみれば2014年に3人、しかも同じ場所で...。一体どういうこと? 疑い深くない人でも「あれれ、もしかして...」と疑ってしまうでしょ。

 この事件は警察に任せるとして、ここからはちょっと老人ホームで行われている現実の話をしてみますね。なんせ私も近いうちにお世話になるかもって場所なので。