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山口組分裂の原点を探る! 日本のヤクザ社会に今、何が起きているのか!?

指名手配人積極逮捕の強化で何が起きるのか?

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 全国の指名手配中のみなさん、こんにちは。他人に成りすまして今日も元気してますか?

 さて、先頃、東京オリンピックを控えた我が国の警察が、国内の治安向上を図るべく、指名手配人積極逮捕の強化を高らかに打ち上げました。指名手配中の人、また保釈逃亡中の人とその周辺者や関係人のみなさん、所謂、正念場というやつがやってまいりましたよ!

指名手配や保釈逃亡のワケ

 指名手配というのは、その人の逮捕状が出されている中、居場所不明となっているその人を捕まえる為に全国の警察署でその人を指名して手配する事であり、目的はその人の逮捕である。

 保釈逃亡というのは、いったん、逮捕された人が、その後に開かれた裁判中に保釈された際に、次の裁判に出廷せずに居場所不明になってしまう事である。結末的には法務省がその人の収監を目的として捜査をする。

 指名手配も保釈逃亡も、時として、その人が死亡している場合もあるが、大抵の場合は、どこかに逃げ隠れしてしまっている。その理由は、一定の政治的理由を除いて、殆どが刑務所に行きたくないから、である。

資金別、逃亡コースの選択

 逃亡をする際は、逃亡資金と言われるぐらい、やはり金が必要になる。一銭も金がない状態での逃亡はその時限りの逃亡は出来ても、長期、所謂、逃亡生活というランナウェイライフを維持する事が出来ない。

 逃亡資金の主な使い先は、衣食住の総費用と移動費である。逃亡資金が大金なら海外に逃げられる。ぼちぼちの資金なら主に東京都内に潜伏する。資金があまりなければ日本国内の地方各所に逃げる。これ、昔からの逃亡業界の常識。

 ひとつずつ触れると、大金海外コース(直金500万~1000万以上他に送金有り)については、海外という不自由さはあるが、巨額マネーをバックにそこまで厳しい環境に追い込まれる事はない。ここについては映画やテレビそのものだったりもするから割愛する。

都内に潜伏する場合の協力者

 ぼちぼち都内潜伏コース(直金200万~3000万未満で送金等無し)は、住居を確保する為に一定の協力者が必要になる。例えば。

 借金の返済が苦しいAさんに、月々の返済を肩代わりするから、Aさん名義で住んでいるアパートに住まわせてくれと頼む。Aさんにしてみれば、自室の一部を貸してその賃料を貰い、その金を自分の借金の返済に充てるという解釈にもなる。

 自室の一部を逃亡犯に貸して、逃亡犯の逃亡資金から月々の返済金を捻出し、自分は、ネットカフェ等を渡り歩きながら、時々、逃亡犯がいるアパートに戻るという生活をするAさんもいれば、逃亡犯とアパートで共同生活をするAさんもいれば、彼女や友人宅に転がり込み、アパートを借金返済の為に完全に逃亡犯に貸すAさんもいる。

 どのパターンでいくかは逃亡犯とAさんとの相性や既存の人間関係的距離感による。