>  > ヤクザ社会の指詰めペナルティが変わった!? 
山口組分裂の原点を探る! 日本のヤクザ社会に今、何が起きているのか!?

ヤクザ社会の指詰めペナルティが変わった!?

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

そのアウトローは真剣に語った

「塗ると指が生えるクリームがあるらしいですよ。結構オレらの回りで最近話題になってます」

 地方で取材したあるアウトローが、唐突に声を潜めて言った。かなりトンデモな話に聞こえるが彼は大マジメだ。幸いにも彼はクリームに頼らずとも現在のところ五指揃っているようだが、現在の稼業に就いている限り、指がなくなる可能性はゼロではない。

 この話も、最近自分の先輩が指をツメることになったことからの流れで出てきたものだった。他人事ではないのである。

 それにはなにか条件があるのか? ~例えばツメたばかりの指をすぐ元あった場所に固定して、そのクリームを塗るとか。あるいは、指の中に本人の細胞を埋め込んで、それを成長させるクリームだとか。要するに然るべき手術が行われた後のケア用品的なものなのか~以上、筆者が質問を投げかけたことへの返答は以下。

まことしやかに囁かれるクリームの存在

「いや、本当にツメた断面に塗ると、ゆっくり生えてくるみたいです。昔ツメたのでも大丈夫らしいですよ。最後はちゃんと爪まで生えるらしいですから」

 蛇足だが、こう話す彼は覚せい剤などドラッグの類を一切やらない。

 彼らのまわりではかなり広まっている話だそうで、回りを囲む人間も話を聞きながらウンウン頷いている。だが、具体的にそのクリームの入手経路や、価格は話にのぼらなかった。

 筆者が分析するに、歯の神経を抜き、そこに幹細胞を移植し、歯を再生させるという昨今流行りの再生医療(iPS細胞絡み)の話と、指のない裏社会の住人が渡米の際などにつける疑似指(入国審査で反社会的勢力の住人とわかると、入国できない)の作りが、最近とても精巧精密になってきたことなどが、裏社会の住人の願望とブレンドし流布しているのではないかと想像する。

 もし指の欠損した部位にクリームを塗るだけでトカゲの尻尾のように指が再生するのであれば、もっと大々的な騒ぎになっている気がするのだが...。

 筆者が知らないだけで、このクリームの存在はもはや裏社会では定説ということであれば、どなたか取材させて頂きたい。(2014年12月24日公開)


(取材/文=李白虎)

指はエクリーム.jpg