>  > 『餃子の王将』社長射殺事件に新展開か!? 北朝鮮との語られざる関係
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『餃子の王将』社長射殺事件に新展開か!? 北朝鮮との語られざる関係

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国際問題に発展しかねない謎の男の存在

 人気チェーン店『餃子の王将』の大東隆行社長が凶弾に倒れ、12月19日で1年になる。幾つかの写真週刊誌などで、真相らしきものが報じられはしたものの、いまだ犯人逮捕には至っていない。社長射殺事件に関して、少し前から囁かれている噂がある。その噂とはどんなものか。

「刑事がこの男知らんかって写真見せてきよってんな。それで写真を見せられたけど、ほんまに知らん男だったし、だからそう言うた。はっきりはよう言わんけど、それが『餃子の王将』射殺に関わってる人物らしい」

 そう話すのはある関西の暴力団組織の組員X。写真の男は件の射殺現場の見張り役と目される人間のものだという。当該の刑事も何ぶん捜査中の事案であり詳細については明かさないものの、こっそりと〝犯人像〟について耳打ちをした。それが真相なら「下手をすれば国際問題になりかねない」というのが、大っぴらに捜査をできない理由ということになる。

噂される北朝鮮との関係

「『餃子の王将』は北朝鮮になんらかの資金提供していたと言われている。大東社長はその関係を断ち切ろうとしていた、それで撃たれたという話や。もっと言えば、大東隆行社長は北朝鮮で処刑された当時のNo.2チャン・ソンテク(張成沢・2013年12月13日に死刑判決を受け即日死刑執行された)と関係が深かったいうんやな。社長が殺されたのはそれから間もなくやった。似たような関係にあるタクシー会社の社長が、今ビビり狂っとるいう噂もよく聞く」

 Xは実行犯は既に北朝鮮だろうと推測する。また関西圏は東京に比べて韓国・朝鮮に対する距離感が近いとXは続ける。

「一応誤解されたくないから言うとくけど、『餃子の王将』は北とパイプがあるから黒いとか、そんなんが言いたいわけちゃうで。わしらの地元には北朝鮮でなんかあると公安の車が並ぶ焼肉屋とかも普通にあった。昔っからそういう光景を見て、あの焼肉屋は北朝鮮のスパイやってみんなで言ってたし。でも、だから怖いとかでもない。なんのスパイかもようわからへんし、わしらにとったらその店のおっさんはただの焼肉屋のおっさんでしかないねん(笑)。北も南も関係ない。別にわしらの業界はそんなん関係なく兄弟分がいるのが普通やし、いうたら幼馴染の兄弟分って感覚や。在日の人やったら辿っていけば南でも北でも何かしら関係があるほうが普通やねん」

 裏のとりようのない話ではあるが、Xの現在やバックボーンを考えると説得力を感じるものではあった。さらに〝北〟絡みで九州の某組織の組員が耳打ちしてくれた〝噂〟をもうひとつ。話題が金正男にのぼったときのことだった。言わずと知れた金正日の長男である。

「ああ、シャブの運び屋の」

 怪訝な表情を浮かべていたのだろう筆者に、その組員は

「僕らの業界では彼らがシャブの運びをやってるというのは暗黙の了解です」

と続けた。ここで彼が言う「僕らの業界」がまさかそのまま日本の裏社会全体とは到底信じ難いが、偽造パスポートで日本への不法入国を繰り返す背中には刺青を施した金正男の佇まいを思い浮かべると幾ばくかの説得力を感じてしまうのであったが、やはり裏のとりようがない...。

 金正男がシャブの運び屋云々はさておき、どうあれ大東隆行社長の実行犯の逮捕は一刻も早く望まれるところだ。(2014年11月11日公開)


(取材/文=李白虎)

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