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イライザ・ロイヤルの「変態さんいらっしゃい」第24回

心霊ホテルagain 〜無縁マゾを供養する〜

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出るとウワサのホテルでふたたび

 皆様、ごきげんよう。SMを生業とし十余年、今日も今日とてM男(たまにM女も)の身体にムチを打つ女王、イライザ・ロイヤルです。
 まだまだ残暑が厳しいわね。
 夏といえば怪談ということで、今回は私自身が体験したSM怪談の第二弾を書かせていただくわ。

 港区某所の老舗SMホテル。
 窓はなく、四方すべてを鏡で囲まれた室内。
 ベッドにうつぶせで寝転がる私。
 マゾが全裸に首輪を装着した状態で、私の足元に待機する。

 マゾの仕事は、私のかかとの手入れ。
 うとうととベッドに沈む私の足を持ち、ヤスリをかけていくマゾ。
 その日はなんだか身体がだるく、やたらと眠かった記憶が。

 ぼんやりとした頭でふと前を見ると、スネ毛を生やした男の足が。
『ずいぶん変な体勢で作業をしているのね』。
 ぼんやり思いながらまどろみの時間は続く。

「お手入れ終了いたしました」。
 マゾの報告を受け、起き上がった私は戦慄したわ。

 マゾはずっと私の足元で作業をしていたので、うつぶせの私の視界に入ることは絶対にないはず。
 鏡に映りこんだというわけでもない位置だったし。

 あーあ、見ちゃったわ...。


マゾの仲間意識は生死を越える

 それをマゾに伝えたところ、それに対する返答がまた独特で。
「まあ、たとえオバケだとしても大丈夫ですよ! M男さんの霊なら絶対に危害をくわえてこないと思います」。

 なんだかよくわからない理論だけど、恐怖するのもシャクなのでそれで納得することに。


無縁マゾを供養してやるわ

 全裸に首輪という奴隷らし過ぎる姿で「調教に耐えたご褒美をいただく前に絶命してしまったM男さんですかねぇ...」なんて言うものだから、供養もかねて、目の前のマゾに対しロウソクを大量に使って責めてみたわ。
 見知らぬ野良マゾの成仏を祈る女王。
 
 もはや菩薩よ!菩薩!(勝手に自画自賛)


 次回もSMプレイに関するあれやこれやを書かせていただくので、どうぞよろしくね。

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成仏してね!


イライザ・ロイヤル プロフィール
学生時代よりSMに興味を持ち、プライベートで個人奴隷を所有。現在はクラブでプレイをするかたわら、ショウ、DVD、TV出演など、女王として精力的に活動中。雑誌でのコラム連載や、パンクバンドを主宰し音楽活動に勤しむ等、活動は多岐に渡る。
ブログ http://ecodamned.at.webry.info/