>  > 朝、起こさなかった彼女に「臓器を売れ!」と脅した男、8万円で人生を棒に振る
元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

朝、起こさなかった彼女に「臓器を売れ!」と脅した男、8万円で人生を棒に振る

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交際相手に「臓器でも売ってこい」 恐喝の疑いで男逮捕(リンク

交際相手に「臓器でも売ってこい」 恐喝の疑いで男逮捕
TBS news"i" (04日00:03)
 交際相手の女性に対し、「臓器でも売ってこい」などと怒鳴りつけて現金を脅し取ったとして、無職の男が、警視庁に逮捕されました。

 逮捕されたのは住所不詳で無職の会田将容疑者(23)です。

 会田容疑者は今年7月、交際相手の20代の女性が会田容疑者を起こさなかったことに腹を立て、「お前のせいで仕事が駄目になったんだから150万円用意しろ」「できないんだったら韓国や中国に行って臓器でも売って来い」などと怒鳴りつけ、現金8万円を脅し取った疑いが持たれています。

 会田容疑者は、「金は受け取ったが恐喝とは思っていない」と容疑を否認しています。

 また、会田容疑者は、女性に被害届を取り下げるよう迫っていたということで、警視庁は、強要の疑いでも調べています。


朝と計算は苦手だが、付き合ってる女には強い男


 護送車から降りたった会田はテレビカメラを意識してか、顔見知りの取調官でも見つけたのか、ひたすら会釈。なんだか、「オレには知り合いがいるのだそっ!」とアピールしてるようで、実に滑稽であった。

 多分、コイツは理解していないだろうが、君が会釈している相手は、実は君を強要容疑で再逮捕してやろうと手ぐすね引いて待ち構えているのだぞ。バカにだってしてることだろう。少なくとも私は君のことをバカにしている。

「な~にが『お前のせいで仕事が駄目になったから、150万用意しろ』だ。笑わせよんなっ、仕事なんてない無職のクセにっ」と捜査本部でも笑われているであろう。

 他にも笑いどころに事欠きそうない会田であるが、「韓国や中国に行って臓器でも売ってこいっ!」 なんてセリフ、一体どこで覚えてきたのだろうか。

 それで請求した額は150万。脅し取った金は8万円。とりあえず95%オフなのだが、それで良かったのか?

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写真はイメージです

 それにしても、彼女も朝起こさなかっただけで臓器を売らされたらたまったもんじゃないよな。会田は寝ていただけで8万円もの金をせしめることができたのでウハウハだったかもしれないが、当然交際相手の女性は納得しなかった。当たり前と言えば、これ以上当たり前の話はない。

 だけど、会田の解釈では金は貰ったが、恐喝はしていない、となるらしい。だから怒るのはおかしいし、被害届も取り下げろ、と。会田恐るべしである。

 こんな恐るべし会田に、誰か教えてやってはくれまいか。恐喝という犯罪は、どんなに少ない額でも金を受けとった時点で成立するという事を。

 そして、150万もの価値のある大切な用事があるんなら、人任せにせずちゃんと朝は自分で起きなければならないという事を。

 まあ、当分はしっかり起こしてもらえるので良かったのではないか。ただ起こしてくれるのは愛しの彼女ではなく、留置場の担当さんや刑務官なのだが。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。