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兵庫県姫路市で108億円も騙し取った女詐欺師(60)の報道に元極道も震える

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okita_news_0912_05.jpg被害総額"108億円"詐欺容疑で女2人を逮捕(リンク

被害総額"108億円"詐欺容疑で女2人を逮捕
テレ朝news(2015/09/10 05:57)
 嘘のもうけ話を持ち掛けて女性から現金をだまし取ったとして、化粧品販売会社社長の女ら2人が逮捕されました。一連の事件で、被害総額は少なくとも108億円に上るとみられます。

 藤原道子容疑者(60)らはおととし、兵庫県姫路市内で66歳の女性に「銀行の設立に関わった死んだ母の名義で特別枠の預金運用ができる」などと嘘のもうけ話を持ち掛け、現金合わせて3000万円をだまし取った疑いが持たれています。警察によりますと、藤原容疑者は少なくとも7年前から出資者を通じて別の出資者を募るいわゆる「ネズミ講」のような仕組みを作っていて、被害は480人、108億円に上るということです。警察は藤原容疑者の認否について明らかにしておらず、経営する兵庫県西脇市内の化粧品販売会社を家宅捜索し、詳しい経緯を調べています。


ググればなんでもわかると思ったら大間違いやで


 超セレブと見せかけた超詐欺師。途方もない額を荒稼ぎしていたようであるが、いろんな所に金を眠らせているのではないだろうな。出所後の蓄えなんて考えず、全部吐き出せよ。

 このニュースはどの局もテレビで流していたので頻繁に目にしたが、相変わらず逮捕前のレポーターのインタビューの執拗さ。使命感というかなんというか、「自分は正義の使者ですっ!」みたいな感じがアリアリと出ていて笑ってしまったのだが、この人達も藤原のおばちゃんに引っ掛けられた口であるまいな。それくらいちょっと怒っていたぞ。

 こういう時こそ、藤原のおばちゃんの事は他局に任せて、他の共犯者関係のインタビューに走ったりする局が出てきてもいいと思うのだが、どうであろうか。

 また、某局に出演していたコメンテーターに凄く笑わしてくれるのがいて、
「人の言う事を簡単に信用したらダメですよ!まずは、Googleでちゃんと調べないと」なんて言っていたのだが、お前のような奴がいの一番に詐欺に引っ掛けられるのである。ググったくらいでなんでもわかれば世話がない。

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google(リンク

 被害者の中には、長年同じ地域に住んでおり、顔見知りだったので信用していた、なんて方がおられたが、その気持ちは良くわかる。

 私も、長年そう思っていた人間に、つい最近、見事に裏切られ騙されたばかりなので、その気持ちは痛いくらい伝わってしまう。

 油断といえばそれまでだが、長年付き合いがあったりすると、そういう隙が出てきてしまう。

 ヤクザをやっていた頃は、判断基準の一つとしか考えていなかったが、まさかカタギの世界にも、平然とそんな事が出来る人間がいるなんて、怒りよりもショックのほうが大きかった。

 長年の付き合いというのは、本当に油断を作る。騙す側も始めからずっといつか騙そうなんて思って付き合いしていたわけではないだろうが、だからと言ってそれは言い訳にもなりはしない。

 だが、この藤原のおばはんは、なんたる強欲さであろうか。騙した相手に、更に顧客の出資者まで紹介させているのだから、呆れてしまう。そして募った出資者がなんと480人。しかも騙し取られた金はほぼ泣き寝入り。

 藤原のおばはんが何年刑務所にいこうが、騙された人達からすれば、そういう問題でないだろう。家を売っでも少しは返してやれよ、おばはん。




沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。現在、本サイトで小説『死に体』を好評連載中。