イライザ・ロイヤルの「変態さんいらっしゃい」第23回

心霊の棲みつくホテル

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出るとウワサのSMホテル

 皆様、ごきげんよう。SMを生業とし十余年、今日も今日とてM男(たまにM女も)の身体にムチを打つ女王、イライザ・ロイヤルです。
 夏といえば怪談よね。
 今回はSMにまつわる不思議な出来事について書かせていただくわ。

 港区某所。
 プロ、アマ問わず、SM愛好者の間では聖地とされる某ホテル。その外観は古城か要塞のよう。
 全部屋SMに特化した内装なので実に使いやすく、そこでのプレイはついつい力が入ってやり過ぎてしまう時も。
 重苦しく薄暗い独特の雰囲気を持つ空間なの。
 ここでの心霊体験のウワサをよく聞くのも納得できるわ。
 実は私も何度か妙な体験をしているの。


部屋の隅から変な音が!

 あるM男を麻縄で逆さ吊りにし、友人女王とふたりで交互にムチを打っていた時のこと。
 背中や尻、脇腹に激しく連打していると、天井の隅のほうから
「パシッ!パシッ!」と音が聞こえる。
 明らかに我々の発した音では無いし、他の部屋から漏れ聞こえる音とも違う。
 女王ふたり顔を見合わせ「聞こえた!?」。

 ちなみにM男はそれどころじゃないみたい。
 大量浣腸を受け、尻穴にプラグで栓をし腹を膨れ上がらせたまま逆さ吊りでムチの連打を受け、既にボロ雑巾と化してるM男。
 そりゃ自分の事でいっぱいいっぱいで、ラップ音なんて耳に入るわけが無いわよね。


人間以外も叱責

 女王は動じない。
 女王が何かを恐れていたら、おかしな話じゃない?
 なぞのラップ音が鳴る拷問部屋だろうが、全く気にせず調教を続ける。
 たまに「うるさい!」と怒鳴りつけるのは、ボールギャグ越しに漏れるM男の叫び声に対してであったり、鳴り止まないラップ音に対してでもあったり。

 帰りの車内で友人女王とその話になった時に彼女はこう言ってたわ。
「時間内にやりたい事がいっぱいあって忙しいから、いちいちオバケとか怖がってるヒマなんて無いのよ」。


 次回もSMプレイに関するあれやこれやを書かせていただくので、どうぞよろしくね。

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霊になってまでシバかれたいってどんな変態やねん。。。


イライザ・ロイヤル プロフィール
学生時代よりSMに興味を持ち、プライベートで個人奴隷を所有。現在はクラブでプレイをするかたわら、ショウ、DVD、TV出演など、女王として精力的に活動中。雑誌でのコラム連載や、パンクバンドを主宰し音楽活動に勤しむ等、活動は多岐に渡る。
ブログ http://ecodamned.at.webry.info/