>  > 「半人半牛」の怪物に会いに行こう!
ネット探偵・コウノモトウの「噂の東京パトロール(仮)」第8回

「半人半牛」の怪物に会いに行こう!

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

東京の繁華街を、誰にも頼まれていないのにプライベートで警備し続ける男、コウノ。四十代無職、住所不定。趣味は「カネになりそうなものを拾うこと」。
このコーナーは、そんな彼による私的パトロール活動の貴重な記録である。
TOKYOの平和は、実はこの男のおかげかもしれない。(R-ZONE編集部)


ニッポンの夏、妖怪の夏

「件(くだん)」
 件(くだん)とは、古くから日本各地で知られる妖怪。「件」の文字通り、半人半牛の姿をした怪物として知られている。その姿は、古くは牛の体と人間の顔の怪物であるとするが、第二次世界大戦ごろから人間の体と牛の頭部を持つとする説も現れた。

●目撃情報
 場所は江戸川区の葛西にある公園。午後2時ごろその公園で一服してたら、木が集まってるところから不気味な視線を感じた。気になりそちらを見ると人面の動物がいてこっちをじっと見ていたという。黒い毛で体つきも大きさもまさに牛っぽい感じ。顔は男とも女とも取れる。角は見えなかった。

 笑い飯の漫才で、頭部は鳥、胴体は人間の「鳥人(とりじん)」というネタがあったが、その類のUMA(未確認動物)だろうか。ただ、鳥人は英国紳士のような身なりという設定なので、MAN WITH A MISSIONのようにスタイリッシュなタイプだろうが、目撃情報の「件」は人面動物と記されている。ということは、人語をしゃべる獰猛な獣ということだろう......。
 ただ、頭部が人間で胴体が牛ということは、9割方「牛」ということである。とっ捕まえて肉屋へ売りさばけば、それなりのリターンが期待できるのではないだろうか。牛肉という名のキボウ(¥)が見えてきた。ウマイかどうかは分からんが......。マス・オオヤマのマインドで葛西へ向かう。ただし、フィジカルはモトウ・コウノゆえ、デスリスク(死亡リスク)は甚大である......。

コウノは葛西に向かった

kouno0809_01.jpg

 葛西で公園といえば葛西臨海公園だろう。いや、葛西臨海公園にちがいない。ってか、ソレしか知らない、という理由によりキメ打ち。捜索開始。

kouno0809_02.jpg

 だだっ広い公園内をグルグル歩き回り、目撃情報にあった木の密集地も捜索してみたが、人面牛は見当たらない。

 観覧車の係員のオネーサンに事情聴取をしてみることにした。