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ラブホ従業員はミタ 第二十夜

就活生諸君。ラブホを目指すなら、是非ご一読ください!

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ラブホ職業病

 

 ごきげんよう、大塚です。
 毎日暑い日が続きますね。どうぞご自愛ください。

「(ラブホで働いていて)職業病はありますか?」

 面接に来た30代のフリーターさんから聞かれたと、スズキ主任が苦笑していました。
「最初から、カラダをこわすと思われてるんだろうか」

 いろんな方が面接にいらっしゃいますが、こういう質問はめずらしいですね。
 ラブホの清掃員さんのお仕事は、3K(きつい、きたない、きけん)に加えて、給料安い、彼氏(彼女)できない、結婚できない、化粧のノリが悪くなる、腰が悪くなる(ベッドメイクなど中腰作業が多いので)、帰れない......というあたりが特徴です。ちなみにフロントスタッフは、これに「気が休まらない」も入ります。

「いったい、何Kになるんですかねえ?」
「おおつかぁ、辞めたいのか、もしかして」

「いえ、全然。トイレ掃除をしながら死ぬのが夢です」

 こんな話をしていて気づいたのですが、男性スタッフは独身が多いです(スズキ主任はバツイチ)。これに対して女性はバツイチの割合が高いです。これもラブホの特徴でしょうか。
 あとは「ホコリのせいで鼻毛が伸びる」と言ってた40代の元会社員さんがいました。すぐお辞めになりましたが。たしかにお布団を扱うので、綿ぼこりなどが出ないとは言いませんが、毎回お掃除していますし、砂漠のラクダじゃないんだから、そんなに簡単には伸びません。

 あとは「K」ではありませんが、手が荒れます。女性はみんなマイクリームを控室に置いていて、マメに塗っていますが、男性は放置しているので、冬には今どきめずらしい「あかぎれ」ができます。
「21世紀の日本であかぎれができるのは、ラブホと刑務所くらいだろうね」とよくわからないけどコワいことを言っていた50代・アニキ風の方もお辞めになりました。

 お客さまがエッチなさった後のお部屋を整えるだけの、簡単なお仕事。それがラブホであります。
 でも、深いんですよ(笑)。


 今回もお読みいただき、ありがとうございました。
 あと...今さらですが、本連載はプライバシーに配慮して、登場人物の名前やプロフィルは変更しております。ご了承くださいませ。


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どんな仕事にも「プロ」がいるんです(写真は本文とは関係ありません)




大塚
都内のラブホ「ホテルニューみのわ」(仮)勤務。就職難のため、思い余って清掃員に。水が合っていたようで結構エンジョイしている日々。週刊実話ザ・タブーにて「マル秘連載!! ラブホ清掃員が明かす『男と女の密室エロマンティク』連載中。ツイッターは@ohtuka_luvho