先日、とある焼肉店で久々にユッケを食べた。数年前までは大体どこの焼肉店でも置いてあったメニューだが、ご存知の通り、株式会社フーズ・フォーラスが経営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」が起こした集団食中毒で6歳男児ら5人が死亡(被害者181人)した事件に端を発し、肉の生食に関する厚労省の規制が布かれ、今ではレバ刺しと共に、その姿を見る機会は少なくなった。
ユッケやレバ刺しを楽しみにしていたお客さんや品質管理を真面目にやってた店はいい迷惑だったでしょう。
僕の友人は中学生の時、先輩に焼肉をご馳走になった際に食べたレバ刺しに中って1週間程、体調を崩していましたが、 フーズフォーラスの事件がなかったら、今でもそこらの店でメニューに載っていたのかな?
しかし、あの勘坂元社長の逆ギレ会見やわざとらしい土下座には、驚かされた人も少なくないと思いますが、普段からあんな感じの人だったようですね。
僕だったら、あんな上司の下で働くのは嫌ですけど。
「昔から社内で泣いたりわめいたり......」食中毒「焼肉酒家えびす」勘坂社長の奇行癖
事件後は妻子と別れ、金沢市内の家賃9万円の賃貸マンションで飲食店でアルバイトをしながら生活していると話題になっていましたが、その後、運送会社でドライバーをしてるとも別の記事に出ていて、後者の方に信憑性があるようです。
実際は何やってるのか分かりませんが、『不起訴か起訴猶予になれば、事業をもう一度始めたい』とか言っているらしい。
そもそも勘坂元社長から伝わってくる雰囲気として、あたかも自分も"被害者の1人"とでも思ってるような感じがある。
『自分はツイてなかっただけ』くらいにしか考えてないんじゃないかな?
何の事業を始めるのか知りませんが、あの性格で更にあの事件を起こし信用も失墜させた中、何が出来るのだろう?
取りあえず飲食店はやめた方がいいと思う。
まぁ、生肉に限らず食中毒を起こしやすい季節なので、皆様も食品管理には充分にお気をつけ下さい。
(文=工藤明男)