>  > 元極道が回想「知り合いに屁理屈とか裏技好きな人間おるけど、もしかして彼女も」
元極道の異色作家・沖田臥竜のニュース解説  「プロ」はニュースはこう読む!

元極道が回想「知り合いに屁理屈とか裏技好きな人間おるけど、もしかして彼女も」

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テレビ、ラジオ、新聞はかならずしも事実を報道しているとはかぎらない。それは「嘘」を伝えているということではなく、都合の悪い情報をあえて伝えないことで世論をある特定の方向に誘導しようとしている可能性もある、ということである。そこで過去に何度もテレビ、ラジオ、新聞で「報道された側」(笑)であり、報道と事実のギャップを身を持って知っている男でもある元ヤクザ、現在作家の沖田臥龍に、「ニュースの読み方」を指南してもらう!


彼女の無罪の訴えは通らなかった

okita_20150718_01.jpg 「ASKAと不倫の栩内被告、控訴審も有罪判決」日刊スポーツドットコム(リンク

「ASKAと不倫の栩内被告、控訴審も有罪判決」
日刊スポーツドットコム 2015年7月16日17時37分
 覚せい剤取締法違反などの罪で有罪判決を受けた歌手ASKAと不倫交際し、同法違反(使用)の罪に問われた栩内香澄美被告(38)の控訴審判決公判で、東京高裁(井上弘通裁判長)は16日、懲役2年、執行猶予3年とした1審東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。(中略)先月23日の控訴審第2回公判では、弁護側(編集部注 栩内被告側のこと)が新たな証拠として、ASKAと弁護人によるメールを提出。栩内被告から覚せい剤反応が出たことに「考えられるのは私しかありません」などと証言していたが、それについても「具体的な(使用の)原因を述べておらず、特段の事情をうかがわせるものではない」とし、第1審判決を支持した。(以下略)

 ほとんどの「ポン中」は、警察官の調べに対し、「知らずに飲まされた」だの、「車内で別の者がケムリを吸っていて、それを吸ってしまって反応が出た」だのと、すこぶる往生際の悪いコトを言って無駄に頑張ってみせようとする。

 だが実際、覚醒剤反応が出た相手の言い分なんて誰も耳なんて貸してくれやしない(無理矢理注射されたコトを立証出来れば別だけども)。

 ましてや、新たな証拠がASKAからのメールって......。弁護士はそんなものが控訴審で採用され、一審をひっくり返せると本気で思っていたのだろうか。

 あくまで争点は「被告人が覚醒剤と認識していたか、故意であったかどうか」だから、事実はASKAと栩内被告にしかわからない。

 被告が「覚醒剤と知らなかった」というのであれば 、そうだったのかもしれない。

 だけど、仮にそうだったとしてもASKAと不倫関係にあったのは事実なのだろう? それならば、だ、「ああ、私が不倫みたいないけないコトをしたから罰があたったんだわ〜」とちょっとくらい素直に反省したってよいのではないか──そう思ってしまうのは、私だけだろうか。

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2015年3月12日に放映されたテレビ朝日『麻薬Gメン ドラッグハンター2015』より

 ちなみに、まだ大阪市西成区の路上で、売人が平気で商売していた時代は、警察にひっぱられた時の対策として、ナニにお茶入りのコンドームをくくりつけ、尿検査の時に警察官の目を盗んで尿の代わりにお茶を入れ、難を逃れる、という難易度の高い技を使ったりしている達人がいた。

 また、出頭しなければならない時などは、ある点滴を1時間打ち、覚醒剤反応が出ないように出来た。

 ポン中という人種は、とにかく「言い訳」とか「抜け道」とか「悪あがき」とかいった行為が大好きなのである。

 そういえば彼女の主張は「私は覚醒剤はしていません! 不倫はしていますけども!」というものだったな......。

 繰り返しになるが、事実はASKAと栩内被告にしかわからない。

 まあ事実はどうあれ、その主張はちょっとおかしい気がしてならない。






沖田臥竜
兵庫県尼崎市出身。日本最大の暴力団組織二次団体の元最高幹部。前科8犯。21歳から29歳までの8年間服役。その出所後わずか半年で逮捕され、30歳から34歳までまた4年間服役と、通算12年間を獄中で過ごす(うち9年間は独居)。なお、沖田の処女小説は本サイトで近日連載開始。乞うご期待!