>  > 緊急スペシャルインタビュー ついに工藤明男が『絶歌』問題に決着をつける!!!
工藤明男コラム出張版 工藤明男が『絶歌』について語りおろした2時間【前編】

緊急スペシャルインタビュー ついに工藤明男が『絶歌』問題に決着をつける!!!

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

取り返しのつかないことをした人間に生きる権利はあるか?

──では最後の質問にさせて頂きますが、サイコパスの元少年Aと見立容疑者に生きる権利はあると思いますか?

工藤 難しいこと聞きますね。

──ええ。そういう企画ですから。

工藤 元少年Aには社会で生きる道というかチャンスを与えてあげるべきだと思います。香山リカさんの意見から参考に得ていますが、サイコパスへの教育プログラム作りに協力するとか、そういう精神的疾患の治療方法に元少年Aの経験を役立てられれば良いと思います。

 あと、文学的な才能は間違いなくあると思うので、どんな形でも表現するという道は取り上げないであげた方が良いと思います。今回のような形ではなく、さらに間違った形で自分の表現したいという欲求を表すことを考えると想像もつきませんが恐ろしいものがあると思います。

──見立容疑者は?

工藤 逃亡先のフィリピンで野垂れ死んだ方が良いんじゃないですか?


   


 嘘です。捕まって罪を償うことからですね。生きるも死ぬも。

──なるほど。長い時間、ありがとうございました。


(文=編集部)

※1 サムの息子法(サムのむすこほう)......1970年代の連続殺人事件を機に制定されたニューヨーク州の法律。その内容は加害者が犯罪行為をもとに手記を出版するなどして収入を得た場合、被害者側の申し立てにより収益を取り上げることができる、というもの。後に、合衆国憲法修正第1条の言論の自由条項に反するという違憲判決が出て、改正が施されながらも、同様の法律は現在、アメリカ国内約40州に広がっているという。

サムネイル画像は警視庁のホームページより(リンク