>  > 「小・中学生が児童ポルノを自ら製造、公開!」Twitter裏アカ/エロアカという現象【前編】
ノンフィクション作家・石原行雄が追う

「小・中学生が児童ポルノを自ら製造、公開!」Twitter裏アカ/エロアカという現象【前編】

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なぜ女子児童であふれているのか?

 本来、Twitterの裏垢は、名前を隠してちょっとした愚痴や仲間内の悪口などをつぶやくためにあみ出されたもの。いわゆる「毒吐き」用というやつである。エロ垢は、自分が誰であるのか仲間内に特定されずに、猥談やエッチな妄想を好きなようにぶちまけるために考え出され、広まったもの。コミュニケーションツールということで、多くの場合、身バレを前提に利用されるTwitterだからこその裏の使い方と言えよう。

 それならば、性別や年齢にかかわらず、広く利用されていてもおかしくないのだが......。なぜ、裏垢/エロ垢は、未成年女子が圧倒的多数を占めるようになったのか?

 ここにもTwitterというシステムの特性が大いに関係している。

 Twitterは一方的に情報を発信する装置ではなく、相互交通性の高いコミュニケーションツールである。

 女子大生やOL、主婦層などでも裏垢/エロ垢をやっている者はいるが、そうした成人女性の場合それほど人気も高まらず、むしろ「いい歳こいてババアが何をやってるんだ?」などと、冷笑的に見られることが多い。人気も出ず、ましてや嘲笑されながら、自分の裸を晒し続ける強心臓は、さすがのタフな女性でもそうやすやすといるわけがない。

 加えて、成人女性の場合は、援交(要するに売春)を目当てにやっている者も多い。また、「ババア」世代は多少の知恵があるからか、露出度や画像アップの頻度に関しても、出し惜しみをする傾向が強い。こうした要素が重なって、裏垢/エロ垢を楽しんでいる男性ユーザーからは、「ババア」の裏垢/エロ垢があまり好かれてはいないと思われる。

 その点、中高生の女子は違う。まず駆け引きというものをあまり知らない。ましてや小学生となれば、なおさらである。

 なんの前触れもリクエストもないのに、唐突に「くぱぁ」を連発したり、「これからお風呂に入ります」のツイートの後に、いきなり浴室での放尿画像を上げたりするのだ。サービス精神旺盛にもほどがあるというものである。

 しかも、アップされるオカズはすべて、法的に禁じられている"児童ポルノ"である。ほかではいくら金を積んでも、目にはできないものである。ペドフィリアにとっては、閲覧できるだけでも喜びと興奮はひとしおと言ったところだろう。

 しかもしかも、そのうえ無料である。

 揚げたてのほくほくコロッケが「ご自由にお召し上がりください」と無料で振る舞われている横で、冷めきって油の浮いたコロッケや冷凍のコロッケに1万や2万の値札が付けられていたら、誰が見向きをするだろうか? 

......結局は、そういうことである。

 希少価値の激高いモノが、惜しげもなくタダで振る舞われている。法令遵守の意識の低い男や、児童性愛の気がある男たちなら、そこへ群がるのも当然であろう。

 かくして裏垢/エロ垢市場は、秘密裏に、しかし急速に大流行することとなったのだった。

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写真はイメージです