却下です............

「元少年A「絶歌」の「出版差し止め」を!デヴィ夫人が裁判を起こしたら認められるか? 弁護士ドットコム
(前略)タレントのデヴィ夫人が声をあげた。自身のブログ(「デヴィの独り言 独断と偏見」)で、「『元少年A』の手記、『絶歌』出版差し止めを!」と題した記事を投稿したのだ。
記事の中で、デヴィ夫人は「無邪気な子供を恐怖に陥れ、無残に殺害し、その上さらされたお子さんのご家族を無視した、とんでもない身勝手な行動。私は、『お前は、一生苦しんでおれ!』と言いたい」と書く。
もし、事件とは関係のない第三者であるデヴィ夫人や出版に反対する人たちが、出版社に対して「出版差し止め請求」をおこなった場合、認められるのだろうか?(中略)
「第三者の人が、『いや、私は、遺族や亡くなった方の権利を主張しているのではないのだ。今回の出版によって私自身の心が傷ついたのだ』と主張して裁判を起こすことは考えられることです(以下略)
「元少年A「絶歌」の「出版差し止め」を!デヴィ夫人が裁判を起こしたら認められるか? 弁護士ドットコム転載元はこちら」いや論点違うでしょ。
第三者が犯罪者に憤りを感じたり、遺族に同情をするのは自由だと思います。
しかし、遺族に関係のない第三者が訴訟を起こすことは、今回の遺族の感情を無視した出版と同様、この無視したという点ではそう大きく変わらないと思います。
当事者不在というところが最大の問題なんですよね。
もちろん明石市の市長のような行動は良いと思うが(連載第十回「明石市市長の「不買」発言は政治的圧力でも言論の自由への干渉でもない」を参照のこと リンク)、それは遺族と実際に連絡を取り合って最大限配慮した行動だからです。

デヴィ夫人公式ブログ リンク
「無邪気な子供を恐怖に陥れ、無残に殺害し、その上さらされたお子さんのご家族を無視した、とんでもない身勝手な行動。私は、『お前は、一生苦しんでおれ!』と言いたい」(前出の記事より)
デヴィ夫人のストレートな感情もその通りとも思うのだが、なんかこういう感情的な発言が苦手だな。デヴィ夫人が嫌いとかはないんですが。
(次回の掲載は6月25日午後12時です)
元関東連合幹部、大ヒット作『いびつな絆』著者である工藤明男ならでは視点で元少年A(=酒鬼薔薇)の『絶歌』を読み解く!
緊急連載 工藤明男は『絶歌』をこう読む