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工藤明男コラム

明石市市長の「不買」発言は政治的圧力でも言論の自由への干渉でもない

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これは二次被害を事前に予防する措置であり英断だ

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元少年A手記出版は「遺族傷つける行為」明石市長、地元書店に「配慮を」 スポーツ報知6月20日(土)7時3分配信

 兵庫県明石市の泉房穂市長(51)は19日、神戸市連続児童殺傷事件の加害男性(32)による手記「絶歌(ぜっか)」(太田出版)の出版は「ご遺族を傷つける許されない行為」として、明石市民と市内の書店に配慮するよう呼び掛けた。「強制はできない」としたが、市立図書館では手記を購入しないと明言した。

 明石市は2011年に犯罪被害者支援条例を施行。13年には、事件で殺害された土師淳君(当時11)の父・守さん(59)も有識者として関わり、二次的被害の防止などを盛り込んで改正。泉市長はそれに基づいた対応だと説明した。守さんにも電話などで相談。守さんらは、明石市内にある淳君の菩提(ぼだい)寺に毎週通っているという。

「スポーツ報知 6月20日(土)7時3分配信 転載元はこちら


 政治的な立場のある人が民間の書店にそういう呼びかけ?(圧力?)をするのはどうなのかなって一瞬思った。

 けど、僕も「表現の自由は今回のテーマでも、このような本を出版する際の法的根拠でもない」という考えだから、もう一度よく考えたら勇気のある積極的な発言として、これは評価できると思いました。

 嫌悪感とか印税の行方とかばっかり騒ぐ著名人よりもよっぽど有意義な行動だと思います。





(次回の掲載は午後7時です)





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