>  > 池上彰はフジテレビにハメられた!?  捏造騒動で炎上中の番組の裏側
R-ZONE的テレビの裏側「本当にヒドイTV業界・フジテレビ編」

池上彰はフジテレビにハメられた!?  捏造騒動で炎上中の番組の裏側

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「私も捏造・やらせを持ちかけられた」

 例えば、A氏の場合。
 有名お笑いコンビが司会をする金曜夜の番組の関係者から、取材を通して深い関わり合いのあった元犯罪者に対して出演依頼があった。件の元犯罪者氏は一般人であるうえ、逮捕服役し、刑期を終えて現在は社会復帰を果たし、つましく暮らしている身。当然、プライバシー保護には細心の注意を要するところ。しかし、依頼をしてきた番組スタッフは「プライバシーには考慮します」と通り一遍の説明しかなく、具体的な方策としても「顔を隠す」、「仮名を使う」、「ボイスチェンジをする」と初歩的なものを挙げるのみ。
 疑念を持ったA氏が調べると、こともあろうか番組自体が、そもそも「ほぼ生放送」を謳い文句にしていることが発覚。万が一の事故も多いに考えられるうえ、そもそもそのような一番大切なことを説明せずに出演依頼をしてきたことに強い不信感を抱き、最終的には依頼を断る。
「だまし討ちで、わざと生放送であることを隠して依頼していたことが疑われ」、また「何か事故があっても他人事でしかないのだろう」とはA氏の弁。

 また、何と! 露骨なヤラセ依頼を受けたケースもあった。
 これはノンフィクション作家であるB氏の場合。
 他局でも多くのレギュラーを持ち、報道系では定評の高いアナウンサーが司会を務める、日曜夜の報道番組でのこと。メールによる番組協力の依頼を受けて、番組スタッフのフリーディレクターと打ち合わせ。いくつかネタを出したところ、件のフリーディレクターは「もっと引きの強いネタが欲しい」と、ネタや映像の捏造を求めてきたという。
 問題のフリーディレクターはその席で、「この番組では、自分はまだ2本しかやっていないが、そのうちの1本はそうやって(※ヤラセの捏造ネタで)撮った」とものたまったと言う。
「そんなことを簡単に提案してくるディレクターの見識には、耳を疑うばかりでしたね。何せ"いつものオーダー"といった感じで、サラッと言ってきましたから」という。
 当然、B氏は断ったという。
「ノンフィクション作家を自認して活動しているわけですから、捏造に加担をすればイコール作家生命の終わりです。そんなものに巻き込まれたくありませんから」

 そのディレクターが、その後、当該番組内でどのコーナーを担当しているのか、あるいは既に悪事が発覚してスタッフルームを追われているのかは知るよしもない。が、それにしても、ディレクターの言った「2本のうちの1本はヤラセで撮った」というのは本当なのだろうか。それが事実であるのか、そうではないのかも含め、番組上層部は事実関係を洗い出したうえで、即刻、視聴者やスポンサーに対して何らかの説明をするべきだろう。