炎上中の池上彰の番組には裏がある

証言翻訳の捏造があったとされる問題のシーン。金曜プレミアム『池上彰緊急スペシャル! ─知っているようでよく知らない韓国のナゾ!』より
去る6月5日(金)の21:00~22:52に、フジテレビ系列で放送され大きな反響を呼んだ番組、金曜プレミアム『池上彰緊急スペシャル! ─知っているようでよく知らない韓国のナゾ!』。韓国の不可思議かつ根強い反日感情の理由を解析し、安定の池上節でわかりやすく私たち視聴者に伝えてくれた質の高い番組であった。
......が、この番組が今、大変な問題となっている。
簡単に言うと、番組内の証言に捏造があったというのだ。
問題の箇所は、番組内で流された韓国人女子高生のインタビュー部分。日本語のテロップでは「韓国を苦しめたから日本は嫌いだ」と、その発言が説明されていたが、バックでうっすらと聞こえる韓国語の言葉を訳すと「日本は文化が多様なので、多くの外国人が旅行で訪れているようです」となるというのだ。
当該箇所の他にも、韓国が反日である証拠として流された、韓国人の発言には、その発言内容とはまったく異なる日本語テロップが添えられているとの報告もある。

実際に高校生はなんと言ったのかを検証する記事「池上彰氏の番組で韓国人のコメント捏造か 「日本嫌いですよ」実際は何と言った?」The Huffington Postより
(The Huffington Postの検証記事より引用)ハフポスト日本版編集部で実際に映像を視聴して確認したが、デイリーNKの高英起氏がツイートで指摘している通り、実際は「文化がとても多い。そして外国人が本当にたくさん訪れてくれるようです」と発言している。「嫌いですよ。だって韓国を苦しめたじゃないですか」とは、女子高校生は一言も言っていない。
池上彰よ、おまえもか!?
日本のテレビジャーナリズムの良心とも言うべき池上彰氏までもが、ヤラセに手を染めていたというのか......?
視聴者は何を信じればよいというのか?
そんな声が噴出している。
......が、しかし。一部ジャーナリストの間では、こんな説がささやかれている。
「池上氏はフジテレビにハメられた」