>  > とびっきりタフでレアな現場を探して
シリーズ 達人に訊け

とびっきりタフでレアな現場を探して

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人の不幸あるところに飯のタネあり

──まずは文庫化おめでとうございます。

石原(以下石原) ありがとうございます。

──この本、タイトルどおり潜入取材先がどれも「ヤバい場所」ばっかりですね。もしかして石原さん、自殺願望でもあるんですか?

石原 まさか(笑)。普通の人が入れない場所の方がネタにしやすいですから。理由なんてそれだけですよ。

──でも、けっこう命まで持ってかれそうな話もありましたよね? イラクの爆弾テロ現場の話なんかは、爆発時に1㎞しか離れてない地点にいたわけですから......。

ishihara03.jpg

直後の自爆テロ現場。真っ黒に焼け焦げた路面が生々しい。

石原 イラクにはその後も取材で訪れましたが、行くたびに爆弾テロに遭遇しましたね。爆弾テロのほかにも、警察署が銃撃されたり、繁華街で発砲事件が起きたり、ドンパチなんてしょっちゅうですよ。

──仕事とは言え、そんなところへ行くのって辛くないですか?

石原 逆ですよ。むしろそういう場所の方が楽なんですよ。簡単にネタが拾えるから。

──えっ?