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日本のトイレはおもてなし精神の極地

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スシ、テンプラ、トイレ!

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日々進歩を続ける日本のトイレ

 外国人が来日して喜んだり驚いたりするものは、東京ならスカイツリーやアキハバラ、日本各地なら芸者、落語、すき焼き、寺社仏閣と色々ある。

 来日目的がビジネス、学業、旅行等なんであれ、どこの国から来日した外国人の全員がと言っても過言ではない程、見事に興味を示し、大きな感動と興奮を与える物がある。

 言い換えれば、その物こそまさに日本が世界に誇る世界一の○○○なのだが、それは、な、なんと、トイレなのだ!

 「こんなトイレ見た事がない」と訪日した外国人たちはそれぞれの言語で驚愕する。

 それは、和式や洋式といったしゃがむか座るかという形状の話ではなく、「日本のトイレが持つ性能」に外国人たちはビックリなのである。

世界が絶賛する日本のトイレ

 海外旅行経験者なら知っているだろうが、日本の感覚で言えば、海外のトイレは「レトロ」である。

 各国やその場所によって形状やデザインの違いはあっても、基本的には、「☓☓☓ができればいいだけの場所と器」でしかない。

 シンプル・イズ・ベストといえばそれまでだが、そこには快適さも利便さもない。

 デザイン性はあったとしても、そこに進化はまるでない。

 しかし、日本のトイレは確実に進化している。

 節水機能、脱臭機能、オート便器掃除機能────日本では当たり前の機能でも、外国人たちにとってはかなりオーマイゴッド!!!なのである。

 ボタンひとつで脱臭し、ボタンひとつで便器内が洗浄される。

 外国人たちにとっては大きなカルチャーショックなのである。

 さらにあの噴水。そう、ウォシュレットに外国人たちは大興奮。こんなふうにアソコらへんを洗ってもらえるなんて、まさに、ゴートゥーヘブン♪なのである。

 日本のトイレは「ハイテクトイレ」としてその存在が海外で大注目されるまでにいたっている。

ハイテクトイレ、世界を行く

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50年前と変わらない海外のトイレ

 ここに目を付けた日本政府は、日本のトイレの輸出を奨励する事となった。日本のハイテクトイレを海外に売りまくるのである。

日本のトイレは日本国内だけでも毎年数千億円市場といわれており、訪日した海外富裕層が自国へのおみやげに日本のハイテクトイレを買い付ける程。

 既にヨーロッパ各地でジャパニーズハイテクトイレのショールームがオープン、現地で好評を得ているという。

 ジャパニーズハイテクトイレの輸出については、目玉であるウォシュレットが各地域の水質問題とどう見合うかや、中国メーカーがマネをしまくって妙なトイレが世界中に出回って混乱を起こすのではないか等、調整や対策が必要な面もあるが、人間が生まれて最初に覚える生きる為の行動はトイレであることからすれば、ハイテクトイレの輸出はビジネス面だけでなく人道的にも大きな世界貢献に繋がるのではないかと思うのである。


(取材/文=筒ひとし)