イライザ・ロイヤルの「変態さんいらっしゃい」第3回

限りなく透明に近いS

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都内某所にて今日も夜な夜なペチペチと鞭を振るう
現役の女王様、イライザ・ロイヤル嬢の
世にもエロエロな日常を綴る連載。
幾人もの下僕を従えながら、艶めかしく戯れる彼女の
お変態ワールドを公開していただきます!
もしかしたらTVに毎日のように出てるあの政治家や有名人も・・・!?



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皆様、ごきげんよう。
SMを生業とし十余年、今日も今日とてM男(たまにM女も)の身体にムチを打つ女王、イライザ・ロイヤルです。
今回は、日常生活でふと感じたことを書かせていただくわ。


はい、出ました!『自称S』

 お酒の席ではよく「S? M? どっち?」といった会話になりがちよね。でも、その話を持ち出す人間の性趣向は100%ノーマルだと断定できるわ。
 
 つい最近も、数多くの飲食店を経営する、ビジネスマンとしてはかなり遣り手の30代男性と飲む機会があったの。そこで彼が嬉々と薄〜いSM話を語るものだから、すっかり辟易したわよ。

思わず妄想しちゃうじゃないの!

 「俺、ドSなんだよ」と、彼。

 『ド』付いちゃったわ!『ド』! ああ、ドS男性のM女調教って、どんなにえげつない内容なのかしら...。『ド』なんて豪語されたら、コチラとしてはSM専門誌のグラビアのような『M女が雪山で大量牛乳浣腸をされる』だの『麻縄で縛られ、乳房を紫色にうっ血させながら、ムチを受ける』といった姿を妄想し、勝手に「いいですねぇ。私もM女調教したいわ」なんて口走ってしまうのだけど、どうも違うらしい。

限りなく透明に近いS

 さてその自称ドS男性の話を聞いてみましょう。

「セックスの時に尻を叩いたり、首を絞めたりする」。

 ......どうしよう。ドヤ顔でDV自慢された。薄い! 薄過ぎ! 薄過ぎてもはや透明よ。

 そしてコチラが女王と知るといなや、マウント取りに必死になるドS男性。「Sとか言ってる女をいじめるのが好きなんだよ」なんて口走りながら私の首に手をかけようとするので、冷静に「下品だからやめなさい」と一蹴すると、一気に意気消沈する彼。

 一般社会で生きる男性が、ビジネスの場でナメられまいと必死に虚勢を張る姿をよく見るけど、それをセックスに持ち込むのは不健全よ。

 セックスもSMも、すべてをさらけ出してこそ、真理に近づける世界なの。そんな鎧をまとったままじゃ、何も見えてこないわよ。と、彼を哀れむ私なのでした。

 次回もSMやフェティシズムへの雑感をひとりごちるので、どうぞよろしくね。


イライザ・ロイヤル プロフィール
学生時代よりSMに興味を持ち、プライベートで個人奴隷を所有。
現在はクラブでプレイをするかたわら、ショウ、DVD、TV出演など、女王として精力的に活動中。
雑誌でのコラム連載や、パンクバンドを主宰し音楽活動に勤しむ等、活動は多岐に渡る。
ブログ http://ecodamned.at.webry.info/