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【R-ZONE札幌】喰え!ログ

温泉とインドカレーの奇妙な組み合わせを堪能できる、北海道の秘境食堂

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 せっかく北海道に行くのに、何を食べていいのかわからない。

「だったらコレ食え!」
その名も喰え!ログ。海鮮からスイーツまで、北海道在住のグルメライターが北海道のグルメ情報をご案内。

温泉食堂.jpg

知らなければただの温泉にしか見えない入り口

 北海道はスープカレーで有名だが、今回オススメするの本格的インドカレー。JR札幌駅からバスで走ること約80分、都会の喧噪を忘れることが出来る静かな山の中にある豊平峡温泉の「ONSEN食堂」。

 温泉とインドカレー。何とも不思議な組み合わせだが、札幌っ子がわざわざ山の中まで食べに行くインド料理、特にインドカレーは絶品なのである。

オープンキッチンでカレー作りを見る

 豊平峡温泉の入り口からレストランの方に進むと、オープンキッチンになっていて、インド人がラーメン屋さんが出汁を取る時に使う様な大きな寸胴で何やらコトコトと煮込んでいるいるのがよく見える。
 
 何を煮込んでいるのかと思い?「What do you stew?」と、私の拙いカタコトの英語で、キッチン越しにインド人に質問をしてみると、

「これは玉ねぎを煮込んでいます」

「この玉ねぎのスープがカレーの元になって、これに数十種類のスパイスをブレンドしてカレーを完成させます」

 流暢!

 インド人の日本語流暢!

 流暢なのが気になって説明が耳に入って来ない!

 奥からはスパイスのいい香りがフロアまで届く。釜では別のインド人がナンを焼いている。ここはインドなのか?インドの山奥なのか?と思いながら、ふと後ろを振り向くと、知らないおじいちゃんが白い肌着姿で牛乳をのんでいる。どうやら、日本みたいだ。

インドカレー実食!

 私が注文したのは「チキンマサラ」チキンと野菜と玉子が入ったカレー。ONSEN食堂のカレーにはもれなくナンが一枚ついてくる。

カレー陳列.jpg

なぜ温泉にカレーなのか考えるより食べてみるべし!

 そのナンの大きいこと! 小顔の人は顔が隠れるほどの大きさ。このナンを持ち、「ナンて大きさだ!」と推定5000人くらいは言ったであろう定番のダジャレが飛び出てくるほど。

 そのナンにこのカレーがまたよく合う! あのオープンキッチンで煮込んでいた大量の玉ねぎが効いているのか、甘みとスパイスの辛みがちょうどいい。私はあまり辛いのが苦手なお子様口なのだが、ちょうど良い辛さ!5段階で辛く出来るらしいので、辛いカレーが好きな人でももちろん楽しめる。そして、チキンが柔らか~い。一緒に飲んだ豊平峡産ハスカップのジュースも美味~。

温泉もいい湯だな

 せっかく温泉に来たのだから、もちろん温泉にも入っていただきたい。私たちも食後に入湯。3つの露天風呂があり、その眺めは抜群! 露天風呂から北海道の広大な景色が楽しめる。冬には雪風呂が楽しめるというのも北国ならでは。

豊平峡温泉.jpg

雄大な大地の中で浸る快楽(豊平峡温泉ホームページより)

 インドカレーと温泉。なんとも奇妙な組み合わせではあるが、行くと納得。豊平峡温泉「ONSEN食堂」は、行く度に新しい発見があり、何度も行きたくなる所だった。


豊平峡温泉「ONSEN食堂」
北海道札幌市南区定山渓608-2
011-598-2410


(取材/文=佐藤大)