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これが裏社会の「ちょい」ブーム!

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 ちょっとトッピングするだけで料理をより美味しくしてくれる「ちょい足し」。居酒屋やバーではなく、ファミレスや牛丼屋で酒盃を傾ける「ちょい飲み」。これも不景気のなせるワザなのか、世間は今、空前の「ちょい」ブーム。
 もちろん、裏社会でも「ちょい」は大人気。ただ裏社会の「ちょい」は表の社会の「ちょい」とはちょい違う!?


これが裏社会の「ちょい」!

 二流のホスト、金のないヤクザのあいだで流行っている「ちょい」が、「ちょいヒモ」。

「えー、ちょいヒモぉ」などとあなどるなかれ、これが意外とバカにならない美味しいビジネスなのだ。たしかに大金を貢がせるのは難しい。しかし、わずかな金額を少しずつであれば誰でも可能である。地味だけれど楽チン、そんな「ちょいヒモ」ライフを送る男たちが裏社会で増殖中なのだ。

 では、そんな「ちょいヒモ」の生態を紹介しよう。

①女友達をとにかく作る
 とにかく、女友達を作る。もともといる女性の知り合いや、ネットなどのオフ会に参加すれば同じ趣味の女性と出逢える。異性だからと意識する必要はない。友人いう立場は、女を惚れさせるにはとても良い。「ちょいヒモ」にとって理想的なスタンスなのだ。

②惚れさせるが、付き合わない
 友達として仲良くなればいい。一緒にいる時間が長くなり、部屋に遊びに行ったりしていれば、自然と恋愛感情に進展する。しかし身体の関係だけにする。「ちょいヒモ」は、よくあるヒモとは違う。交際はしない。肉体関係を持つが、はっきりとは付き合わないズルズル状態にしておく。そうすると、女はもっと関係を発展させようとご飯を奢ってくれたりする。微妙な関係のほうが、女性が金銭的にだらしなくなるのだ。

③同棲ではなく、ルームシェア
 同棲ではない。そうすると完全にヒモになってしまう。繰り返すが、「ちょいヒモ」は旧世代のヒモとはまったくの別物なのだ。「住むところがなくなったから、少しだけ泊まらしてくれ」と言えばいい。彼氏がいない女なら、タダで数日は住ましてくれる。一緒にいれば、友達といえど男と女。セックス三昧。いつでも泊まれる、女友達の家をたくさん作ろう。

④コツコツと小銭を金を借りる
 DVをして、金を奪ったりするのはもってのほか!あくまで、友達として、お金がないことひたすらアピールするのだ。要求額も、あえて数千円に抑えるのがコツ。それくらいの金額をしつこく求めていると、いつしか金を貸さないことに罪悪感をおぼえてくるのだ。さらに女性心理として、彼氏に金を渡すのは「ヒモみたい......」と抵抗感があるのに、ルームシェアの友人に金を貸すのは、人助けに思えてくるそうである。あとは、同じことを複数の女に繰り返せばいいだけだ。

⑤ちょいヒモのあがりをアテにしない
 ひとりの女性だけに、金銭的に依存してしまうのは危険である。多く引っ張りすぎれば女性が消耗してしまうし、かといって手加減して引っ張っていたのではあっという間に自分が干上がってしまう。したがって「ちょいヒモ」は、複数の女性に寄生することが大前提。それができないうちは、昼間の空いた時間に働くなどして、ある程度の経済的余裕を持っていることが大事なのである。

⑥いつでも別れる心の準備を
「ちょいヒモ」は彼氏ではない。金のない、都合の良い便利な男にすぎない。なので、本当の恋愛関係になってはいけない。そうなる前に、さっぱり別れよう。「ちょいヒモ」が女性に求めてよいものは小銭だけであって、決して心を求めてはいけない。

 オールドスクールなヒモには超絶テクニックが必要とされるが、ニューウェイヴなちょいヒモに特別な技巧はいらない。女心をつかみ過ぎないことがコツなのだ。世間では晩婚化がまずます進み、女たちが結婚する男に求めるハードルは昔よりはるかに高いものになった。だが、そんな経済力のある男が、その女を選ぶことは絶対にない。その結果、世間にはますますさびしい女が増えていくことが予想される。そうなれば当然、「ちょいヒモ」の需要は今後ますます増えていくことだろう。


(取材/文=チョイと寿司太朗)

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2015年は「ちょいヒモ」ブームがやってくる...のか!?(写真はイメージです)