先頃惜しまれつつ亡くなった菅原文太さん、愛川欽也さんを偲んで、今回はお二人の代表作のひとつである『トラック野郎』シリーズを取り上げてみました。謹んでご冥福をお祈りいたします。(R-ZONE編集部)
ありがとう桃さん、さようならジョナサン
ちょっと喧嘩っ早いが、人情に厚い星桃次郎(菅原文太)とやもめのジョナサン(愛川欽也)がビッカビカのデコトラに乗って全国津々浦々を爆走!
ヒロインとの恋、ライバルとのバトル、そして、ときどき思い出したかのように運送業務も描いた大ヒット映画シリーズ。ちなみにこの『男一匹桃次郎』はシリーズ6作目の作品なのです(1978年公開)。
桃さんといえば、一番星が付いているアイテムを必ず着用しているイメージがあるのですが、
意外なことにシリーズ第1作『トラック野郎 御意見無用』の頃は、星がついているのは小物中心。それが作品の脂が乗ってきた6作目『男一匹桃次郎』になると
とっくり(←決してタートルネックではない!)やら腹巻きやらも星柄になり、一日もだぶらず一週間着回しコーデできる衣装持ちさんになっているのです。
桃さんスタイルいいから、なかなかパンチがある星柄アイテムでも難なく着こなしていて、惚れぼれするほどカッコイイのでした。
まだまだ『トラック野郎』シリーズは描きたいことばかりなので、後半へ続くんじゃあ!
蛸山めがね マンガ家、イラストレーター 白夜書房『懸賞なび』に「懸賞ほう・れん・そう」と「懸賞あるある」連載中。
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