時代とともに変化しているのがオナニー事情。
「オマリーでおまっ!甲子園球場に駐車場はありまへん!」の名作CMでおなじみのオマリーが、阪神で活躍している昭和の時代は、オナニーするとしたらほぼ手淫一択だったのだが、今の時代、オナニーにも選択肢が広がっている。
オナニーの硬度茎済性長とでも言いましょうか。その進化のスピードに、私の勃起力はついていけるのでしょうか。
最近のオナニーグッズ、かっこ良く言う所の「プレジャーマイセルフアイテム」の東の横綱は、みなさんご存知の「TENGA」。このTENGAの進化がすごいのなんの。毎年出てくる新アイテムにド肝を抜かれてる人も多いはず。
テイクイットイージー☆
そんなキャッチコピーを合い言葉に発売されたのが「ポケットTENGA」。ポケットに入れるTENGA。そもそも、オナニーアイテムをポケットに入れておく状況ってどんな時よ!と思いながらも、量販店でポケットTENGAを購入。
ポケットに入れてみる。
うん、悪くない。
しっくりくる。
ポケットって言葉の由来はポケットTENGAから来てるんじゃないのってくらい。そこでポケットにポケットTENGAを入れたままオサレコーヒーショップに行ってみた。
緑のエプロンの可愛い店員も、フラペチーノ飲みながら教科書を開く高校生も、まさか私がオナニーグッズをポケットにしまっているなんて思いもしないだろう。
大興奮!
その状況を楽むことまで想定していたのか! おお、恐るべしはポケットTENGAよ。
さっそく使ってみた
家に帰りトイレに行くよりも、テレビを付けるよりも、アレを取り出す。ポケットから取り出す。もちろん取り出すのはクッキーじゃない。取り出すのは、そうポケットTENGA。ポケットへのしっくり具合は完璧だったが、やはりこのアイテムの本文は「オナニーでおまっ!」
ポケットTENGAには「WAVE LINE」「CLICK BALL」「BLOCK EDGE」の3種類があり、もちろん3つ購入。最初に使ってみたのは赤いパッケージの「CLICK BALL」。
袋から破ると顔を出して来たのは、ちょっと大きめの指サックのような、クラゲのような形状のもの。白い軟質素材のその内側には無数の突起が。3度の飯よりオナが好きな私は、その突起を見た時点でこう思った。
今日は史上最高のオナになるだろう、と。
そして、ポケットTENGAの中にローションを入れ、とうとう私のアソコに装着。
伸びる、伸びるよ! TENGAが伸びるよ!
手前味噌で申し訳ないが、私のアソコは日本人の平均よりも遥かに大きいのだが、ポケットに入っていた時はあんなに小さかったのに。
こんなに大きくなりました!
アソコ全体を包み込み、ピタっとフィット。アソコを刺激する突起たち。
オウフ。
ポケットTENGAと過ごした時間は短かったのは言うまでもない。
マスタカードで買ったTENGA198円。
マスターベーションでのTENGAとの思い出、プライスレス。
(取材/文=近藤ろびお)

全国のテンガリストたちよ、今こそ勃起、いや決起せよ!