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ボッタクリなう【後編】逮捕上等の元祖ボッタクリ店、そしてその決定的対策

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どこまでもエゲツない元祖ボッタクリ店

 前回は現在、首都圏に急増中であるネオボッタクリ店のビックリ手口について解説したが、逮捕上等!という武闘派オールドスタイルのボッタクリ店は、こんなものではすまないのだ。

 照明の当たらない真っ暗な奥の壁に、ものすごく小さいプレートでバカみたいな料金が表示してあるくらいは当たり前。飲み放題3000円のはずが平気で20万円なんて請求額になるのがオールドスタイルのボッタクリ店。しかも悪質過ぎる店だと、ホステスが客の了承なしに勝手に様々な飲み物を注文して飲んでいる事もある。

「1杯1000円ぐらいだろうから、あまりうるさく言うのもヤボだな」と思って黙って見ている客も多いが、それは勝手な思い込み。「1杯1000円」なんてルールはどこにもないから、実は1杯1万円だとしたら、3人のホステスが2杯ずつ飲んだだけでもう9万円である。えてしてこういう店は指名料も高かったりするから、あっという間に20万円くらいには平気で達してしまう。

 だがそれも、先方に言わせれば、「ウチの料金設定がちょっと高額なだけで、別にお客さんを騙したわけじゃないですよ、そもそもうちは超高級店ですから」となる。店内のどこをどう見ても高級店らしき様子は一切ないしホステスも目線がおかしいのが多いのだが、あくまでもその主張を店側は貫いてくる。

どこまでもズル賢いマグロ店

 また、このタイプとは別に、あえて低料金の説明をして、安心した客に睡眠薬入りの酒を飲ませ、寝込んだところで現金とカードを抜き取ってしまう店もある。カードは系列店や関係各所で、カード会社のセキュリティーに注視されない程度に使い回してから客の財布に戻すから、客もなかなか気が付きにくい。月末に高額な請求が来た頃には、すっかり店の場所も忘れてしまっている、という塩梅。
これが俗にいう「マグロ店」である。

 こういう店に引っかからないためには、どうすればいいのか? 

 まず、押さえておきたい対策ポイントは、使用料、taxサービス料、メニュー料、指名料という項目を、街頭に立っている客引きにではなく、店の店員に聞くことである。客引きや呼び込みは、店に客を入れ込む事だけが仕事であり、客に説明する事は彼らの仕事ではない。

 だから店に入ったら席に着く前に必ず、taxが何パーセントなのか? メニュー料は各々いくらか? 指名料はひとりいくらか?の確認をとる事がボッタクリに合わない秘訣なのである。

 とりあえず乾杯してからシステムを尋ねるのは手遅れ。店が「マグロ店」だったら最初の薬物酒1杯目で仕上げられてしまうからだ。