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整形強要、臓器売買、円形脱毛症 鬼畜の如き歌舞伎町ホスト界

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廃人になるホスト、臓器を売ったホスト

 街へ出てキャッチをしても金がありそうな女には何故か声をかけない。もう売れるのを諦めているのだ。女子高生をナンパしてセックスするのが生きる楽しみ。ただのロリコン変態オヤジだ。それに犯罪だ。

 セックスして、五百円ぐらいのご飯を驕ってもらったりもしていた。女は満足気な顔をしていたが、ホストは生気を吸い取られた様な顔をしていた。また、誰も相手にしない"ホスト狂い"とヤリまくって性病になって、金がなくて病院に行けなかったり、そもそも未加入で保険証がなかったりする。

 店にいても意味がないのでクビにしたいが、店からも借金漬けなので、辞めるに辞められない。困った挙句に、リアルに臓器を売ったという男もいた。

 アルコールの飲み過ぎで肝臓破壊も日常茶飯事。胃痙攣で血を吐く。不節制のせいで糖尿。過酷な労働、借金、人間不信、などで 精神科通いになる。薬漬け、自殺するホストは多い。変な事件を起こし逮捕される人間も少なくない。歌舞伎町ホストで廃人になる連中は山ほどいる。青春を、一攫千金の夢に懸けたホスト達の受けた代償はあまりにも大きいのだ。

誤った道を進み続けるホストの世界

 最後に、そんなすさんだ世界でも歌舞伎町ドリームの一攫千金を夢見て頑張っているピュアなホスト達には頑張ってほしい。そもそもこんなに汚い業界ではなかったはずだ。不景気、風営法改正による深夜営業禁止、警察の取り締まり強化...etcが壊滅的な打撃を与えた。

 女から貢いで貰いホストでしか生きていけない連中はどこに行くのか。死ぬか悪魔に魂を売るかであれば、後者を選択して残虐非道な事をしてでも、歌舞伎町で暮らしていくしかないのではないか。今後もますます、すさんだ業界になっていくのだろう。皆、それをわかっているのに、目先にとらわれて悪い方向にどんどんと突き進んでいる気がしてならない。

 たとえホストの世界でも、学歴も能力もない人間が、簡単に儲けられるなんて甘い話があるわけがないのだ。


(取材/文=山口祐二郎)


山口祐二郎 プロフィール
1985年、群馬県生まれ。歌舞伎町ホストなどを経て、新右翼「統一戦線義勇軍」幹部に。2007年に防衛省襲撃事件を起こし、2012年に脱退。現在は作家・活動家として活躍。 著書に『ハイリスク・ノーリターン』(第三書館)などがある。
山口祐二郎の公式ブログ「火炎人間」http://yamaguchiyujiro4.seesaa.net/

歌舞伎町.jpg

多くの屍の上に歌舞伎町ドリームはそびえ立つ