大成功に見えた東京ドーム公演で起きた3つの"謎"

2009年7月に訴訟を起こして東方神起を脱退した3人(ジュンス、ユチョン、ジェジュン)が、11月18日~19日の2日間、K-POPグループJYJとして東京ドームで単独公演「2014JYJ JAPAN DOME TOUR ~一期一会~」を開催した。その2日間におかしな出来事が3つ起きた。
【1】グッズのガチャが販売開始直後に撤去される
■ガチャ機とテントなど大掛かりな設営
1つ目は、JYJのミニグッズ(缶バッチ12種類、アクリルキーホルダー4種類)のガチャガチャ(1回400円)が、販売開始直後に中止され撤去されたことだ。テントの前にずらりとガチャガチャの機械が並べられ、テントには目立つ看板が掲げられ、両替を行う専用テントも準備されていた。
前日に下見に行ったファンからの情報で、ガチャガチャをやりたいファンたちが、販売開始時刻前から列をなしていた。そこにJYJの韓国事務所CJESのスタッフがやってきて「非公式グッズ」だと説明し、販売中止と撤去を求めた。「写真を使って勝手に作った商品」だという主張だった。
■コピーライトがあるのにスタッフは「非公式グッズ」と説明
しかし、ミニグッズには韓国事務所CJESのコピーライトが印字され、非公式グッズにはとても見えない。ガチャガチャの機械は株式会社タカラトミーアーツのものだ。
東京ドームのまん前に、正体不明の業者が6つものテントを前日から設営することができたのだろうか。一晩の間に何かが起きたのではないだろうか。この件について、JYJ JAPAN OFFICIAL WEB SITEは何の説明もしていない。謎のまま東京ドーム公演は終わった。