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ネットに蔓延る怪しいカラコン業者

ー最先端をひた走る不良グループが目をつけた商品はー

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ネットに蔓延る怪しいカラコン業者


今も若者に大人気、定番となっているカラーコンタクト。
しかし、不適切な使用でトラブルとなるケースが多く、日本コンタクトレンズ学会は購入時に眼科医の診察を受け、使用方法を守るよう呼び掛けているが、手軽に買えて便利の通販では殆どの購入者が診察を受けずに購入しているのでは無いだろうか?

そこに目をつけたのが、今回取材に協力してくれたある不良グループだ。


ーカラーコンタクト販売を始めた理由は?ー
「関東の不良グループから話しが来たんですわ、凄く儲かるって」
ー資金は?ー
「仕入れなんて数十円ですよ、今までは関東からカラコンを仕入れていたけど、今度からは自分で仕入れます」
ー何処から仕入れるんですか?ー
「韓国か中国ですね、安いですから」
ー品質は?ー
「そんなの悪いに決まっているでしょ。仕入先が仕入先ですよ。だけどそんなの関係無いですよ」
ーそれで失明とかしたら賠償問題になるんじゃないですか?ー
「今までは無いですね。今後も無いでしょう、もしそうなっても払う金無いです(笑)」
ーどんな販売方法を?ー
「全部ネットです」
ー初めからその方法を?ー
「違いますよ。初めは関東の奴らから客を回してもらっていたんです。こっちの地区の客を回してもらう方法で。それで数ヶ月しのいで、その後は自分らでホームページ作ったら客は全国まで広がりました。初めは他の業者を潰していたのですが、それは無理なので止めました」
ー他の業者を潰すと言うのは、完全に考えが不良ですよね。どんな方法で?ー
「簡単ですよ。そこから品物を買って、クレームを官公庁とかプロバイダーに言う。それでいくつかは潰したのですが、どんどん新しい業者が入ってきて」
ー何か特色無いと客はつきませんよね、値段が安いとかー
「値段は正直他と比べて変わりは無いと思います。だけど処方箋無しでもOKと言うのが効いたんだと思いますね」

彼らのホームページでは『カラーコンタクトは使い捨てで、指示通り使って下さい。保証はしません』と書いているらしいが、彼が言うには
「金の無い若者は1日で捨てるなんて、そんなもったいない事はしない。絶対に何回も洗って使う。だからもし目に何かあっても泣き寝入りでしょうね。それに自分らそんな保証なんてする人間に見えます?そんないい事をするんだったらサラリーマンにでもなってますよ」
賠償問題は無い、と言い切る理由はそこにあったのだ。

ー未承認カラコンの広告は禁止でそれに反した場合は刑事罰対象ですよね?ー
「そんなもん所詮パクられても罰金ですよ。別に輸入代行業者と称してもいいんですけどね」

彼らの存在もグレーゾーンであるが、輸入代行業者もかなりのグレーゾーンである。
昔から不良はファッションの先端を走っていた。
しかし、今では買う側では無く、売る側に回っているのだ。
大手のネットショッピングサイトでも、怪しいカラコンは売られている。
一般の消費者は怪しいモノには手を出さない事が正しい選択だろう。


文・フリーライター 豊島 真織