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中尾彬以来の快挙!

冬巡業!白鵬に届けられた脅迫状ー 文 沖田臥竜

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ー匿名にひめた卑猥さー

日馬富士の引退表明後、次第にメディアの報道も沈静化していき、貴乃花親方のマフラーの巻き方のセンスのなさにまで話題が飛び火してしまってる冬巡業に、招かざる手紙が届けられた。

宛名は白鵬、差出人は匿名である。
匿名さんが言うには「必ず殺す」と言うのである。
匿名であれ、なんであれ、こんなことを言えばどうなるか。当然ながら、警察の出動となる訳である。

脅迫状に限らず、SNSの影響で、こういった匿名や身分を明かさない誹謗中傷が昨今増加の一途を辿っている。
その為、以前よりすんなり事件化されるようになってきたようだ。
特にSNSの追跡は容易いようで、それを察して、一定の人物に脅迫や誹謗したい際には、わざわざ他人名義やレンタル携帯を使用して、そういった下衆な言葉を並べたてるようになってきているという。
だがだ。
そんなことまでして、そんな事を書きたいか。なんたる労力であろうか。
愉快犯か自身も注目されたいのか知らないが、人として理解不能な領域に思えてしまうのは、私だけなのか。

そんなにも恨み辛みが、仮に白鵬にあるならば、せめて、それなりの発言力を自分自身が身につけ議論できる立場にならなければ、誰も耳なんて傾けてくれない。せいぜい匿名では傾けてくれるのは警察だけだ。
そもそも脅迫状にあるように、ハナから議論する気がないのなら、先制予告することに意味があるか、ないだろう。

匿名で無責任な事を書き連ねるのは、もちろん個人の自由である。しかしそのしっぺ返しも簡単にやってきてしまう事も、今回、匿名さんは覚えておかなければならなかったのではないか。
そして、今回の日馬富士の報道もそうであるが、あまりにもマスコミが騒ぎ立て過ぎた側面があっただろう。
だからこんな匿名さんが生まれてきたのである。
そこも反省すべき点ではないだろうか。


ただ私には貴乃花親方のマフラーの巻き方に関しては、笑い飛ばす事ができない。
なぜならば、今から8年前の元日。
大阪刑務所を満期出所する際に、白のカシミヤのマフラーを貴乃花スタイルで首からぶら下げて出てやろうと私は企んでいたからだ。

そんな私に社会からこのような手紙が綴られてきてしまった。

『兄弟〜あんな、今どきそんなヤツいてへんで〜』
貴乃花親方の周囲でそんなことを進言してくれる人はいなかったのか。
『親方、そのマフラーのぶら下げ方はちょっとダサいっすよ、、、』
とはいえ、ここまでマフラーのぶら下げかたに注目を集めてしまっては、今更、巻き方をかえれることも親方とてできまい。

マフラーで脚光を浴びる事が出来たのは、近年では中尾彬さん以来の快挙と言えよう。

●沖田臥竜(おきた・がりょう) 元山口組二次団体最高幹部。所属していた組織の組長の引退に合わせて、ヤクザ社会から足を洗う。以来、物書きとして活動を始め、著書に『生野が生んだスーパースター 文政』『2年目の再分裂 「任俠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)。最新刊は『尼崎の一番星たち』(同)