>  > 菱のカーテンの向こう側 ー六代目山口組 髙山清司若頭の人物像ー
髙山清司若頭に仕えた元髙山組幹部が語る

菱のカーテンの向こう側 ー六代目山口組 髙山清司若頭の人物像ー

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髙山清司若頭に仕えた元髙山組幹部が語る


任侠山口組 織田絆誠代表が、現在服役中の六代目山口組髙山清司若頭との会談を示唆したのではないかと物議を醸している。
一体、髙山若頭とは、どれほどの実力者なのか。
髙山若頭に仕えたことのある元幹部に迫った。

「今回の六代目山口組の分裂劇も、髙山総裁が社会にいれば、山口組は割れてなかったと思う」


そう話すのは、六代目山口組 弘道会初代髙山組で活動していた元幹部。彼の呼ぶ"総裁"とは、六代目山口組 髙山清司若頭のことを指す。
元幹部の言を信ずるならば、現在、府中刑務所に在監中である髙山若頭の意向が、山口組にとどまらず日本のヤクザ社会に大きな影響をあたえているということになる。
そして元幹部いわく、髙山若頭という人物は初代髙山組で組長の地位にあった時から、既にずば抜けた影響力を持っていたという。


「それは凄かった。引退された某プラチナの叔父貴なんか、髙山の総裁がまだ弘道会の若頭の時から、『兄弟いてる?』と事務所に電話がかかってきていたくらいだったからな。総裁も普通に叔父貴のことを『兄弟』と言われていた」
もちろん山口組における序列でいえば、プラチナ(山口組直系組長)と二次団体(弘道会)の若頭とでは貫目が違う。だが、髙山若頭だけは別格だったというのである。
弘道会の若頭時代から、それくらい髙山若頭の影響力はずば抜けていたわけだ。
強烈なカリスマ性を持つ髙山若頭の素顔について、長年近くで使えてきた元幹部は更にこう話す。


「高山総裁が551のあずきバーが好きなのは、広く知られているが、こんな話は知らないだろう。
朝、味噌汁を飲まれる時に、キャベツの味噌汁を出すと、総裁は烈火の如く怒られる。一度、私はそれを知らずにキャベツの味噌汁を出してしまい、総裁にどやしつけられたことがあった。
理由は『キャベツの味噌汁は懲役を思い出す』とのことで、それ以来、二度とキャベツの味噌汁が高山総裁の食卓に上がることはなかった」


確かにあずきバーのエピソードは、若い衆が名古屋からわざわざ新幹線に乗り、京都まで買いに行くという話しを、我々編集部も以前の取材で聞いたことがあるのだが、キャベツの味噌汁の話は初耳だ。


また、二代目髙山組の組長となり、後に三代目弘道会会長となった竹内照明会長(六代目山口組 若頭補佐)の場合は「竹内親分は玉ねぎが大嫌い。これも覚えていけなくてはいけない重要事項」だという。長年、高山組に在籍していた元幹部ならではのこぼれ話だろう。


「現在の弘道会の直参に髙山組出身者が多いところを見ても、髙山の総裁の影響力というものがよく分かるだろう。
中野寿城若頭(三代目弘道会若頭)にしても髙山組の出身であり、竹内親分とは身内関係になる。
つまり髙山総裁の系譜が弘道会の柱の一本であることは間違いない。そして、髙山総裁は初代髙山組組長時代から常々『本家親分(六代目山口組 司忍組長)が引退されれば、自分も引退する』と言われていた。
一時期、週刊誌などで、(髙山若頭が)獄中で七代目山口組組長を襲名か、なんて書いた記事を目にしたことがあったが、私は総裁にはその気はないのではないかと思っていた」
それほど、司組長と髙山若頭は太い絆で結ばれていたということなのだろう。


元幹部が言ったように『高山若頭の社会不在がなければ、山口組分裂はなかったのではないか』という声も少なくない。
そんな髙山若頭が社会に戻れば、織田代表と会談することは本当にあるのだろうか。
「服役中の総裁の元には、当局や東京の弁護士の先生などが定期的に面会へと訪れている。
私には総裁が織田さんと直接会うことは、考えにくい」
実際どうなっていくかは、無論わからない。ただ髙山若頭を知るこの幹部によれば、少なくとも二人の会談は考えられないというのだ。

何にしても、服役中の身でありながら髙山若頭が現在の山口組に絶大な影響力を及ぼしていることは、確かといえるのではないだろうか。

(RーZONE編集部)