>  > 山口祐二郎が吠える「慰安婦問題は被害当事者の想いを何より大切にしろ!」
ヘイトスピーチハンター・山口祐二郎のひとりごと

山口祐二郎が吠える「慰安婦問題は被害当事者の想いを何より大切にしろ!」

この記事のキーワード:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

慰安婦問題や竹島問題をめぐり、ぎくしゃくとした関係が続く隣国・韓国。そんな韓国の、最新の対日感情を知るべく、山口祐二郎が一路、韓国に飛んだ。


当事者の声が置き去りにされている?


yamaguchiyujiro_20170305_01.jpg

ファーストクラスでソウルに向かう山口氏


 私は昨年2016年、韓国訪問を2回おこなった。政治ゴロで儲けた金でバカンスを満喫してきたわけではない。なぜ韓国に飛んだかと言うと、現在、日韓でバチバチに揉めている、慰安婦問題解決のためだ。


yamaguchiyujiro_20170305_02.jpg

ロッテホテルのゴージャスな部屋にチェックインする山口氏


yamaguchiyujiro_20170305_03.jpg

ホテルの窓から見えた夜景


 2015年12月に電撃的に結ばれた「日韓合意(日本軍の従軍慰安婦問題を最終かつ不可逆的に決着させる日韓政府間合意)」に基づいて発足した、元慰安婦支援のための『和解・癒やし財団』に対し、日本政府は10億円を拠出した。しかしながら、ソウル特別市にある在韓国日本大使館前に存在する慰安婦像は移転や撤去をされず、新たに釜山の日本総領事館前に設置された。日韓双方が領有権を主張している竹島(独島)にも慰安婦像設置が計画されているという。

 日本政府は遺憾を表明し、長嶺安政駐韓国大使を一時帰国させ、帰任日は未定としている。『挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)』などは日韓合意を強く批判し、合意の履行自体に反対している。実施予定の大統領選においては保守に逆風が吹き、日韓関係が冷え込み悪化することが懸念される。韓国内では、日韓合意破棄の声が高まっていて、拠出された10億円を日本へ返金をするよう和解・癒やし財団に求める動きも激しくなっている。

 だが現実には、元慰安婦の大半が日韓合意を受け入れている。日韓合意成立時に生存していた46名中、34名が受け入れの意向を示したのが実情だ。これは7割にも及ぶ率である。1人当たりに約1000万円が支給され、31人への支給がすでに完了しているという。無論、少数ではあるが、日韓合意反対な元慰安婦のおばあさんもいる。各々の考え方や人生があるから当然だ。被害当事者それぞれの意思を尊重するべきなはずだ。それなのにも関わらず、被害当事者の多くの声が置き去りにされている状況だ。


yamaguchiyujiro_20170305_04.jpg

2016年「ナヌムの家」を訪問した山口氏


 私は外務省関連の事業で元慰安婦の支援をしている方と2015年8月に第1回目の訪韓をし、京畿道にある元慰安婦のおばあさん方が集団生活をする施設『ナヌムの家』に訪問をした。その時に面会をした元慰安婦のおばあさん方は、ありがたいことに日韓友好をおっしゃってくださった。私はその想いをしっかり受け止めて、今後の日韓民間外交に取り組もうと決意したのだ。


kureka01.jpg