>  > 菱のカーテンの向こう側2017「同一事件で六代目山口組直系組長3人が逮捕されるという衝撃」
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菱のカーテンの向こう側2017「同一事件で六代目山口組直系組長3人が逮捕されるという衝撃」

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写真はイメージです


 2月23日、六代目山口組に激震が走った。直系組長3人ら6名が去年5月に起きた事件で逮捕されてしまったのだ。

 逮捕された3人の直系組長はメディアが一斉に報道した通り、二代目中島組 里照仁組長、極粋会 山下昇会長、六代目早野会 鈴川驗二会長と他3名。

 逮捕容疑は、暴力行為処罰法違反。去年5月に大阪市生野区で起きた、車の移動を巡るトラブルで暴行をはたらいた、というものである。

 直系組長が一気に3人も逮捕されたということもあり、この事件には様々な憶測が業界関係者の間で飛び交っている。

「トラブルとなった現場には六代目山口組の有力団体の最高幹部らも駆けつけて、その後に1人は逮捕されている。それだけに事件当時、業界の中ではその深層を巡り様々な噂が流れていた。ただそれを当局がつかんでいないはずはない。なのになぜ、今になっての逮捕なのか。そして傷害での逮捕ではなく、それより安い(=刑期の短い)暴行での逮捕か。逮捕後もこうした疑問視する声が出ている」(六代目山口組関係者)

 この関係者が話すように、暴行処罰法違反より傷害罪のほうが刑罰が重い。捜査当局としては、できれば傷害罪で立件したかったはずである。にもかかわらず、暴行処罰法で摘発した理由はなにか?

 そして、なにより、事件発生より9ヶ月近くたったこの時期の逮捕というのはやや不可解である。関係者を中心に「裏があるのでは」という声があがるのもやむを得ない。


 ところで、六代目山口組が近く人事を動かすのではないかという情報を以前にお伝えしたが(リンク)、神戸山口組のほうでも近々、大きく動くのではないか、という噂が日増しに強くなってきている。

 また、刑務所の医療が不十分だとして、国に1100万円の賠償と、外部医師による診療の許可を求めて提訴している六代目山口組 高山清司若頭(現在、府中刑務所に服役中)の第1回口頭弁論も1月31日に行われている。

 年始からおだやかに見えたふたつの山口組をとりまく環境が、ここへ来てにわかに騒がしくなってきた。


(取材・文/R-ZONE編集部)