>  > 菱のカーテンの向こう側2017「神戸山口組有力団体から回された二枚の絶縁状」
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菱のカーテンの向こう側2017「神戸山口組有力団体から回された二枚の絶縁状」

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絶縁状の実物


 高松市に本部を置く二代目西岡組 青木恵一郎元組長が、二代目宅見組から六代目側の二代目竹中組に移籍したニュースは既にお伝えした(リンク)。

 そしてこのたび、竹中組に移籍した青木元組長に対して宅見組から絶縁状が出されたことが捜査関係者への取材から明らかになった。

 また同日付で、同じく宅見組から竹中組へと去年夏移籍していた三代目杉本組 山田一元組長にも、破門を取り消し絶縁処分に切り替えられたことが確認されたという。

 この二枚の絶縁状について、捜査関係者はこのように話す。

「まるで組織ごと移籍したように思われているが、そうではない。杉本組では四代目体制となって宅見組で活動しているし、西岡組でも移籍していない組員は宅見組にそのまま残っている。山田氏が今回、破門から絶縁に切り替わったのは、山田氏が青木氏の移籍の発端の原因となったと見られたからではないか」(捜査関係者)

 確かに、山田元組長が移籍した際、西岡元組長の名前も取り沙汰されていたが、去年夏の段階で移籍が確認されていたのは、山田元組長のみとなっていた。

 それが今回、青木元組長が移籍したことで、あらためて二枚の絶縁状が出された、ということなのだろうか。

 捜査関係者によれば「今回のケースは神戸山口組から六代目山口組への移籍だが、逆のケースもいまだに起きている」とのことで、これらの移籍問題が抗争事件へと発展しないか、警戒を強めているという。

(取材・文/R-ZONE編集部)